「年問題」の版間の差分
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== コンピュータの時刻処理に関わる問題 ==
コンピュータは[[記憶装置]]の容量や処理能力がいくら大きくとも原理的に有限の数字しか扱えず、想定していない日付を扱おうとすれば、または特定の年月日や時刻になると誤作動を起こす([[算術オーバーフロー|オーバーフロー]])。この時刻処理に関する問題は、
[[日本]]で初めてコンピュータ内部の「年」に関する問題が起こったのは、1989年1月7日に[[昭和天皇]]の崩御によって[[元号]]が「[[昭和]]64年」から「[[平成]]元年」に[[改元|変更]]された時である。特に[[公文書]]などで元号の変更を想定していなかったシステムが多数あったことから、問題が顕在化した。この他、年数を下2桁だけで処理していたシステムの中には、「昭和Y年」または「平成Y年」とみなして処理するものがあり、これにより誤動作が起きる場合もあった。
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