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[[インド神話]]では、契約によって結ばれた「'''盟友'''」をも意味し、友情・友愛の守護神とされるようになった。また、[[インドラ]]神など他の神格の役割も併せ持った。『[[リグ・ヴェーダ]]』では[[アディティ]]の産んだ十二柱の太陽神([[アーディティヤ神群]])の一柱で、毎年6月の一カ月間、太陽戦車に乗って天空を駆けるという。また、同じくアーディティヤ神群の一柱である[[ヴァルナ (神)|ヴァルナ]]とは表裏一体を成すとされる。この場合、ミトラが契約を祝福し、ヴァルナが契約の履行を監視し、契約に背いた者には罰を与えるという。
 
[[ミタンニ]]文書でもミトラはヴァルナ、[[インドラ]]、[[アシュヴィン双神|ナーサティヤ]]とともに現れる<ref>{{cite journal|author=Paul Thieme|authorlink=パウル・ティーメ|title=The 'Aryan' Gods of the Mitanni Treaties|year=1960|journal=Journal of the American Oriental Society|volume=80|issue=4|pages=301-317|jstor=595878}}</ref>。
 
後世のインド神話ではあまり活躍しない。