「陸上自衛隊冬季戦技教育隊」の版間の差分

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かつては、対ソ連の[[特殊部隊]]的な側面が強く、[[レンジャー (陸上自衛隊)|レンジャー]]課程を優秀な成績で修了した屈強な隊員が各部隊から選抜されて所属し、さらに過酷な[[訓練]]を積むという超精鋭部隊であった。現在は、オリンピックの選手の養成機関という側面がクローズアップされがちだが、特殊部隊としての練度も維持しており、[[陸上総隊]]直轄の[[特殊作戦群]]と活発に合同訓練を行っている。また[[警察庁]]職員、特に[[捜索救難|救助]]任務に従事する職員に対し訓練を実施しているため、各県警SAT([[特殊急襲部隊]])とも交流が持たれている。
 
その他にも[[日本の原子力発電所|原子力発電所]]の[[警備]]訓練や[[陸上自衛隊の装備品一覧|自衛隊の装備]]するあらゆる[[小火器|個人用携帯火器]]の訓練、[[潜水]]訓練、[[上陸用舟艇|強襲用ゴムボート]]による渡河訓練等の夏季の訓練も頻繁に行われている。[[有事]]の際には隊員・装備等の編成を教育隊から特殊部隊へと編成換えするものとされているが、詳細は明らかにされていない。
 
アメリカ陸軍等に所属する積雪寒冷地専門部隊と[[戦闘技術]]や[[サバイバル]]技術等の技術交流を積極的に行っており<ref>[[三島瑞穂]]「グリンベレーD446」(並木書房)</ref>、その技術・能力は高く評価されている。その他、[[東野圭吾]]の『夢はトリノをかけめぐる』においては特別体育課程教育室について[[取材]]が行われている。