「ラピオ」の版間の差分

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=== 住民投票の市議会否決 ===
2018年10月1日「(仮称)小牧市こども未来館」の計画について賛否を問う住民投票実施を求め、市民3人が市に申請<ref>{{Cite news|title=計画を問う住民投票実施求め手続き申請 小牧市民3人 - 中日新聞|date=2018-10-02}}</ref>。同年11月9日1万5人分の署名を提出<ref>{{Cite news|title=住民投票求め署名簿提出 こども未来館巡り 小牧市選管に - 中日新聞|date=2018-11-10}}</ref>。市選挙管理委員会の審査の結果、住民投票を市長に直接請求するために必要な有権者50分の1(2411人)の署名数の約4倍の9241人分が有効と認められ、同年12月7日申請した市民が山下市長に対し住民投票条例の制定を直接請求<ref>{{Cite web|url=https://hicbc.com/news/detail.asp?id=00048D82|title=愛知・小牧市で子育て支援施設の是非を問う住民投票条例制定を市長に請求 {{!}} CBC NEWS(CBCニュース) {{!}} CBCテレビ|accessdate=2018-12-8|publisher=CBCテレビ}}</ref><ref>{{Cite news|title=小牧市の3人 住民投票を直接請求 こども未来館の是非問う - 毎日新聞|date=2018-12-8}}</ref>。これに対し山下市長は同年12月11日開会中の定例市議会で「(こども未来館は)適正な手続きを経て進めている<ref name=":23">{{Cite news|title=住民投票条例案 意見陳述 小牧市会「こども未来館」巡り - 読売新聞|date=201812-12}}</ref>」「事実誤認に基づいた請求で条例は制定すべきでない<ref>{{Cite web|url=https://www2.ctv.co.jp/news/2018/12/12/33785/|title=「こども未来館」の住民投票条例議案提出、市長は反対 愛知・小牧市:中京テレビNEWS|accessdate=2018-12-21|website=中京テレビNEWS|language=ja}}</ref>」などと条例制定に反対する意見書を付けて議会に議案を提出。一方請求者の市民は「こども未来館は市民の声を聞かずに進められ、財政上の問題や予算額の情報漏えいの疑惑がある」「アミューズメント施設の色彩が強く、本来の児童施設の趣旨に反する」などと意見陳述を行った<ref name=":23" />。条例案は同年12月21日市議会本会議で採決が行われ、賛成9人・反対14人の反対多数で否決された。議会終了後の記者会見で条例制定を求めている市民団体のメンバーはこの採決に対し「約1万人の署名に込められた市民の声を踏みにじるものだ」と述べている<ref name=":24">{{Cite news|title=小牧「こども未来館」住民投票条例案否決 市本会議 - 読売新聞|date=2018-12-22}}</ref>。また市に申請を行った市民3人は条例否決に関し「自分たちのまちの大事なことは自分たちで決めるという市民の声、市民の願い、民主主義を否定したもの」「市民の声が欠落している」と強い調子で非難している<ref>{{Cite web|url=https://komakilivable.hatenablog.com/entry/2018/12/21/201049|title=住民投票条例否決 請求代表者コメント|accessdate=2019-01-03|last=komakilivable|date=1545390649|website=小牧市政をかえる会|language=ja}}</ref>。
 
=== 見積書の後日作成と改竄 ===
市職員が見積書がない事を隠す為に業者に指示して見積書を後から作らせ、日付を改竄していた事が2018年12月の市議会で明らかとなった。見積書は「(仮称)小牧市こども未来館」の設計委託に関するもので、市は2018年4月に株式会社アール・アイ・エーと基本設計と実務設計に関する業務委託契約を交わしたが、6月に市民からその契約に関する書類の情報公開請求がなされた。その際本来契約時に提出が義務付けられてる見積書が提出されていなかった為、市職員がそれを隠す為にアール・アイ・エー社に同書類の制作を指示。書類を作らせた上で、日付を契約日の4月に改竄した書類を作成。7月に請求した市民に提出していた。また基本設計と実務設計の内訳は、この書類作成時にアール・アイ・エー社が合計金額の4対6の割合いにして制作したものだった<ref name=":26">平成30年第4回小牧市議会定例会</ref>。
 
=== 年表 ===
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** 4月4日 - パブリックコメントの結果を発表。寄せられた全ての意見が施設整備を否定的なものだった<ref>{{Cite web|url=http://www.city.komaki.aichi.jp/material/files/group/34/jisikeka.pdf|title=提出された意見および市の考え方 (PDF: 423.7KB)|accessdate=2018-08-13|publisher=}}</ref>。
** 6月9日 - 第1回設計ワークショップを実施<ref>{{Cite web|url=http://www.city.komaki.aichi.jp/material/files/group/34/houkoku1.pdf|title=設計ワークショップ(第1回)報告書 (PDF: 1.3MB)|accessdate=2018-08-13|publisher=}}</ref>。
**6月20日 - 市民から市がアール・アイ・エーと交わした設計業務に関する書類の情報公開請求を受ける<ref name=":26" />。
**7月3日 - 市職員がアール・アイ・エーの設計業務に関する見積書がない事を隠す為にアール・アイ・エーに指示して見積書を作らせ、日付を契約が交わされた4月4日に改竄して情報公開請求した市民に提出<ref name=":26" />。
** 7月6日 - アール・アイ・エーに基本設計と実施設計を特命随意契約で委託したのは違法であり結果契約額が高額になったとして、市民から契約解消と山下市長に対して損害賠償を求める住民監査請求が行われた<ref name=":2" />。
**7月19日 - 「(仮称)小牧市こども未来館」の基本構想はラピオ地権者の合意を得ていないため不当として、市民から策定委託料の返還を求める住民監査請求が行われた。
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**12月7日 - 市選挙管理委員会の審査の結果、住民投票の直接請求に必要な署名数の約4倍の9241人分が有効と認められ、申請した市民が市に対し住民投票条例の制定を直接請求<ref name=":19">{{Cite web|url=https://hicbc.com/news/detail.asp?id=00048D82|title=愛知・小牧市で子育て支援施設の是非を問う住民投票条例制定を市長に請求 {{!}} CBC NEWS(CBCニュース) {{!}} CBCテレビ|accessdate=2018-12-08|publisher=CBCテレビ|language=ja}}</ref><ref name=":20">{{Cite news|title=小牧市の3人 住民投票を直接請求 こども未来館の是非問う - 毎日新聞|date=2018-12-08}}</ref>。
**12月11日 - 山下市長が住民投票条例制定に反対する意見書を付けて議案を議会に提出<ref name=":21">{{Cite news|title=住民投票条例案 意見陳述 小牧市会「こども未来館」巡り - 読売新聞|date=2018-12-12}}</ref><ref name=":22">{{Cite web|url=http://news16243570.html/|title=「こども未来館」の住民投票条例議案提出、市長は反対 愛知・小牧市|NNNニュース|accessdate=2018-12-12|last=日本テレビ放送網株式会社|website=日テレNEWS24|language=ja}}</ref>。
**12月13日 - 市職員が見積書がない事を隠す為アール・アイ・エーに作成を指示し、日付を改竄した見積書を市民の情報公開請求で提出していた事が発覚<ref name=":26" />。
**12月21日 - 市議会本会議で住民投票条例が反対多数で否決<ref name=":24" />。
**12月25日 - 市が第三者委員会の委員を発表<ref name=":25" />。