「卵祖細胞」の版間の差分

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思春期になると、卵祖細胞は栄養をとって肥大し、一次卵母細胞(図、成熟を開始した一次卵母細胞)となる。一次卵母細胞は卵黄質をたくわえて非常に大きくなり、直径120~150μmにもなる。一次卵母細胞はついで2回の連続した成熟分裂を行うが、ふつう第1回めの分裂で染色体が半減する([[減数分裂]])。
 
一次卵母細胞は第1回めの分裂で1個の大きい二次卵母細胞(卵娘細胞)と1個の小さい第1極細胞(第1極体)になる<ref>模式図では極体が非常に大きく描かれているが、実際の極体は卵母細胞や卵子に比べて極端に小さいため、分裂と呼ばずに「極体の放出」と呼ぶことがある。</ref>。ついで、第2回めの分裂で大きい二次卵母細胞は同様にして、1個の卵子と1個の小さい第2極細胞(図、極体)となる<ref>第1極体が小さすぎて分裂能力を持たない場合があり、第1極体の第2回めの分裂はおきないことがある。</ref>。また、第1極細胞は2個の小さい第2極細胞(図、極体)になる。なお、極体が放出された場所が[[胚]]の[[動物極]]となり、反対側が[[植物極]]となる。
 
排卵は第1回めの分裂途中でおこり、[[受精]]はその直後に[[卵管膨大部]]でおこる。受精が行われなかったときは第2回めの分裂はおこらず、二次卵母細胞はおよそ24時間で死に、体外に排出される。
== 参考文献 ==
*日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4-87362-113-5
 
== 脚注 ==
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