「粒子状物質」の版間の差分

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[[シンガポール]]・[[マレーシア]]における[[煙害|ヘイズ]]([[インドネシア]]からの煙害)では、高濃度のPM2.5も観測されている。2015年10月には、シンガポールの一部地域で、1平方メートル当たり400マイクログラムを超える事態となった<ref>http://www.straitstimes.com/singapore/one-hour-pm25-reading-soars-to-years-high-of-442</ref>。
 
韓国では、大気汚染対策が喫緊の社会問題と化しており、政府は対応に苦慮している。韓国語で「超微細粉塵(チョミセモンジ)」と呼ばれる微小粒子状物質(PM2.5)が季節風に乗って[[黄海]]から上空から飛んでくると、急激に悪化することがあり、2019年1月には3日間にわたって大気汚染レベルが急上昇し、[[韓国気象庁]](KMA)は1月25日、飛行機から[[ヨウ化銀(I)|ヨウ化銀]]を散布して[[人工降雨|人工的に雨]]を降らせ、大気中のPM2.5を洗い流せるかを確認する実験を行った。弱い[[霧雨]]が数分だけ確認されたものの、「有意な[[降水量]]は観測されなかった」という結果に終わった<ref>{{Cite web|url=http://www.afpbb.com/articles/-/3208485|title=韓国の「対中」大気汚染改善実験、初回は失敗 人工雨ほぼ降らず|accessdate=2019-01-28|date=2019-01-28|website=www.afpbb.com}}</ref>。
 
=== 超微小粒子 ===