「有機エレクトロルミネッセンス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m →‎国別: リンクを作る
126行目:
テレビ向けの大型パネルは、2017年現在、[[LGエレクトロニクス|LG]]が唯一量産に成功し、大型有機ELテレビ市場を独占しており、2017年以降は複数の日本メーカーにも外販を始め、有機ELテレビが日本の各社から発売されている。京東方は2018年よりテレビ向け大型パネルの量産を開始する見込みで、南京パンダ・華星光電・恵科電子といった中国大手パネルメーカーも2019年には大型パネルの量産を開始する見込みである。2017年には1500ドル以上の高価格帯のテレビは有機ELが主流となったが、大型パネルを製造できるのはLGのみということもあってコストダウンが進んでおらず、1000ドル前後の普及帯テレビが有機ELに置き換わるのは2018年以後とみられている。
 
ゲーミングディスプレイや医療機器向けの中型パネルについては、サムスンがノートPC向けに2019年より量産している。また、日本の[[JOLED]]([[ジャパンディスプレイ]]の関連会社)が2017年にサンプル生産を開始し、2020年の量産を目指してしている。
 
車載向けパネルについては、焼き付きを防ぐなど技術的な課題が多いため採用が進んでいなかったが、2017年にアウディが発表した[[アウディ・A8]]に量産車としては史上初めて有機ELが採用された。2018年現在は、アウディに有機ELパネルを供給したサムスンの他、LGなども車載向け有機ELパネルを供給している。