「装甲騎兵ボトムズ」の版間の差分

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: 声 - [[広瀬正志]]
: キリコが所属したアッセンブルEX-10のAT部隊長で、階級は大尉。パイロットとしての実力はそこそこだが、卑劣かつ残忍な性格をしており、また格上の者には従順で格下には横暴な態度を取る。その陰険な小悪党タイプの人間性ゆえ人望は極めて薄く、指揮能力も欠如している。キリコを目の敵にしてさまざまな嫌がらせを行うが、それが高じてゴン・ヌーからの命令を無視した暴走を繰り返すようになり、元々低かったゴン・ヌーや部下からの信頼をより一層失っていく。またその過程で虐殺まがいな行動を取っていたため、ゴウトからも「殺人鬼」呼ばわりされて非難を浴びせられる。
:その後も懲りずにPSで一儲けを狙ってフィアナに手を出そうとしたため、怒ったキリコと揉み合いになり、濁流に投げ落とされ、陸に上がった後もゲリラに追い回されるが、命からがらシャッコに合流。クメン編ラストでイプシロンに追い回されて乗機を破壊されるも、メルキア軍に取り入るためにフィアナを差し出す事をキリコ一行に強要するが、あまりの卑劣さからシャッコに完全に見限られ、「あんたは人間のクズだな!」と罵られて地下の竪穴へ投げ落とされて死亡した。
: 『ペールゼン・ファイルズ』ではエンディングのイラストや、劇中の写真の中に登場。『[[機甲猟兵メロウリンク]]』の小説版でも、メロウリンクをいたぶるシーンがある。また、『[[コミックボンボン]]』での[[のなかみのる]]作画の[[コミカライズ]]版では別の最期(キリコに河に落とされたシーンで退場)を迎えている。
; ヒロラム・カンジェルマン
: 声 - [[麦人|寺田誠]]
: クメン王家の第3王子で王国親衛隊長も兼ねており、クメン近代化を支持する改革派だったが、父や兄たち王族が進めるクメン王国の性急な近代化路線に異を唱えて反乱を起こし、神聖クメン王国を建国した。しかしその真意はクメン王国の旧体制を象徴する者として、自分もろとも古い体制を消滅させ、クメンに真の意味で新しい時代を到来させようという「狙った負け戦」を意図したものであった。
:クメン王国の槍を使った伝統武術”バランシング”の達人であり、その腕前は王国親衛隊きっての実力者だったポタリアでさえ、3回に1回しか勝てず、PSであるフィアナやイプシロンでさえ、簡単にあしらうほどの腕前である。
:王族に縋る大地主達らの農民層を中心としたビーラーゲリラに加え、秘密結社と手を組む(彼自身、それに利用される事も敢えて承知していた)ことで神聖クメン王国は急速に勢力を拡大したが、傭兵達の攻撃の中、クメン政府と結託したメルキア軍の軍事介入によって崩壊。目的が達成された彼は、かつての子飼いの部下であり、「ポター」という愛称で呼んでいた親友であったポタリアとの決闘による死を選んだ。
:コミック版では上述のカン・ユーのように最期が異なり、ポタリア達に神聖クメンを興して、自らと共に滅ぶ目的を伝えたビデオメッセージを遺している。
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; アルス・カルメーニ
: 声 - [[富田耕生]](第1話)→[[石森達幸]]
: メルキア軍中将。第1話ではロッチナにバッテンタインからの依頼がある事を話し、第39話ではバッテンタインに不可侵宙域及び惑星サンサでの戦闘にPSや秘密結社が関与していることとロッチナがバララントに鞍替えした事実を知らせ、ギルガメス艦隊の出動を促した。
 
=== クエント編登場人物 ===