「日没」の版間の差分

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==現象==
日没時刻は、観測者の[[緯度]]、[[経度]]、高度により、さらには一年を通じて変化する。毎日の小さな変化や季節ごとの変化は、[[地軸]]の傾き、地球の自転、[[公転]]、月の影響等<!-- 月の影響とは? -->のためである。北半球では、夏期には昼が長くなり、[[夏至]]の日まで日没時刻は最徐々に遅くなる。[[北半球]]では、最も遅い日没は6月21日頃の夏至の日に起こる訳ではなく、6月下旬から7月上旬になる。日没が最も遅い日は、正確には観測者の緯度に依存する。同様に、日没が最も早い日は[[冬至]]ではなく、やはり観測者の緯度に依存して、2週間程度前の12月上旬に起こる。同様の現象は[[南半球]]でも生じる。[[赤道]]上でも、日出時刻、日没時刻は、日中時刻にあわせて数分間前後する。これらの効果をプロットしたものは、[[アナレンマ]]と呼ばれる<ref>[http://www.starrynight.com/sntimes/2007/01/ Starry Night Times - January 2007] (explains why Sun appears to cross slow before early January)</ref><ref>[http://www.analemma.com/Pages/framesPage.html The analemma], elliptical orbit effect. 'July 3rd to October 2nd the sun continues to drift to the west until it reaches its maximum "offset" in the west. Then from October 2 until January 21, the sun drifts back toward the east'</ref>。
 
地軸の傾きのため、日没の際にはいつでもどこでも、[[春分点]]と[[秋分点]]の間は北西の方角、秋分点と春分点の間は南西の方角になる。[[分点]]の日には、地球上のどこからでも正確に真西に見える。
 
日出と日没は、どちらも太陽の中心ではなく縁で計算されるため、「昼」の長さは「夜」の長さよりも若干長くなる。さらに日光は[[大気差]]により屈折するため、太陽が地平線の下に沈んだ後も見ることができる。また別の[[錯視]]効果によって、地平線上のに近い太陽はより大きく見える。
 
==色==
[[ファイル:Sunset at Land's end in San Francisco.jpg|thumb|サンフランシスコの日没後の赤い空]]
日出や日没の空の赤色や橙色の強い[[色相]]は、空気分子や大気中の微粒子による日光の散乱が原因である。光の波長よりずっと小さな分子や微粒子による散乱([[レイリー散乱]])の強さは、波長に依存する。紫色や青色のような波長の短い光は、黄色や赤色等の波長の長い光に比べて強く散乱され、青色の成分が消える。この効果は、太陽が高い位置にある時に比べて日光が大気を通過する大気の層距離くなるため、日出や日没の際により強く影響する。大気中の微粒子は分子よりも強く散乱するため、日没の色に大きく関係する。強い雨が降った後等、[[対流圏]]に微粒子がほとんどない時には、空気分子だけが日光を散乱することになる。通常、朝の空と比べて夕方の空には微粒子や[[エアロゾル]]の量が多いため、日没の色は日出の色よりも鮮やかで強い。夜の大気は冷たくて風が少ないため、大気中の塵や微粒子は地表に落ちてしまうためである。しかし夜間に火事や噴火、[[砂塵嵐]]等が起こった場合には、日出の色は日没の色よりも強くなる。1991年の[[ピナトゥボ山]]や[[1883年のクラカタウの噴火]]では、世界中で日出の色や日没の色が鮮やかになった。
 
日出の直前や日没の直後に、[[グリーンフラッシュ]]という現象が観測される場合もある<ref>{{cite web|url=http://hyperphysics.phy-astr.gsu.edu/hbase/atmos/redsun.html|title=Red Sunset, Green Flash|accessdate=2010-09-21}}</ref><ref>Selected Papers on Scattering in the Atmosphere, edited by Craig Bohren ~SPIE Optical Engineering Press, Bellingham, WA, 1989</ref><ref>{{cite web|url=http://ucsu.colorado.edu/~kuesterm/RTweb/startRT.html|title=Science Made Simple|accessdate=2010-09-21|archiveurl=https://archive.is/20041102190201/http://ucsu.colorado.edu/~kuesterm/RTweb/startRT.html|archivedate=2004年11月2日|deadlinkdate=2017年10月}}</ref>。
 
==他の太陽系惑星==
[[ファイル:MarsSunset.jpg|thumb|火星の日没]]
他の惑星上での日没は、太陽との距離や大気の組成の違いによって、かなり異なって見える。
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