「クラリネットをこわしちゃった」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
48行目:
日本では、[[石井好子]]による詞のヴァージョンが知られており、その内容はフランス語版「J'ai perdu le do」をおおまかになぞったものである。 歌詞中サビの部分「オーパキャマラド(''Au pas, camarade'')〜」はフランス語のままである<ref name=komoriuta>[http://www.komoriuta.jp/ar/A06062103.html 唄いつぐ-親から子へ 急場しのぎで訳した「クラリネットを…」 シャンソン歌手 石井好子(3)]、『[[産経新聞]]』2006年6月21日。([[日本子守唄協会]])</ref>。これについて訳詞者の石井好子は、原語のリズム感を重視したと語っている<ref name=komoriuta />。
 
石井好子が[[パリ]]に在住していた当時、入手したフランスの子供の歌のレコードを子供に聴かせているうちに自身もフランスの子供の歌に興味を持ちはじめ<ref name=komoriuta />、日本へ帰国した後[[ダークダックス]]とのレコード企画のために日本語詞を書き下ろした<ref name=komoriuta />。ダークダックスの歌唱版は[[1959年]]11月発売の2枚組EP『石井好子とダーク・ダックスによる「フランス子供の歌」<ref>「ダーク・ダックス」の表記はジャケット表記の[[ママ (引用)|ママ]]</ref>』([[キングレコード]] AEA-23〜24)に「クラリネットをこわしちゃった」の[[邦題]]で収録された<ref>タイトル通り石井好子とダークダックスの共演作品だが、「クラリネットをこわしちゃった」はダークダックスの単独歌唱。</ref>後、NHKの『[[みんなのうた]]』で放送された(後述)。編曲は『石井好子と〜』収録版ではダークダックスと[[寺島尚彦]]、『みんなのうた』版では[[服部克久]]。その後、さまざまな歌手が[[カバー|カヴァー]]しており、[[田中星児]]版<ref>1973年発売のLP『NHK「うたのえほん」より うたのおにいさん 第2集』([[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|ビクター]] JBX-24)などに収録。</ref>、[[水木一郎]]版<ref>[[コンピレーション・アルバム|コンピレーションCD]]「続・よいこの童謡 ベスト50」「水木一郎 キッズ ソング・ベスト!」(ともに[[日本コロムビア]])などに収録。</ref>、[[山野さと子]]版、[[熊倉一雄]]と[[島田祐子]]による[[デュエット]]版、[[ひばり児童合唱団]]版などが存在する。
 
『[[ハッチポッチステーション]]』では、[[グッチ裕三とグッチーズ]]が「クラリネットを壊しちゃった〜ステインアライブ」という形で歌唱・演奏した<ref>[[2001年]]発売のCD『ハッチポッチステーション 〜What's Entertainment?〜』に収録。「ステインアライブ」は映画『[[サタデー・ナイト・フィーバー]]』の主題歌で、一般的な日本語表記は「[[ステイン・アライヴ]]」。</ref>。