「映画監督って何だ!」の版間の差分

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[[二・二六事件]]と同年同日に設立された、日本の映画監督による協同組合である[[日本映画監督協会]]が、設立70周年の記念事業の一環として制作したのがこの作品である。
 
映画監督の業務内容を紹介し、日本映画や協会の歴史を描きながら「'''映画の著作権は監督にある'''」というメッセージを強く主張する作品で、スタッフに約90人、キャストに約60人、合計約150人の協会員の映画監督が参加した事で大きな話題となった。映画の著作権を巡る歴史的な描写については、実際の国会審議の経緯などを忠実に描いており、「なぜ現行法では監督に著作権がないのか」を説明している。そして同一の場面([[五所平之助]]監督の煙突の見える場所の1シーン)を複数の監督がそれぞれの個性で描き分け、「なぜ監督に著作権を保有させるべきか」を問うている。
 
ラストシーンでは[[御法度 (映画)|御法度]]公開後リハビリ生活で隠棲していた[[大島渚]]が出演し、無言で「監督は映画の著作権者である」と揮毫した。
 
主題歌「映画監督って何だ! ラッパー!」(作詞は伊藤俊也)は、宇崎竜童が手掛け、名作邦画のタイトルが頻出するものである。
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==関連項目==
*[[日本映画監督協会]]
*[[佐藤真]] - 当該映画のメイキング映画映画監督って何だ! メイキングを制作。この作品が佐藤の遺作となった。
 
== 外部リンク ==