「スピンドル」の版間の差分

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これらの動力と軸構造をもつ部品は、パソコンの高性能化や[[多機能化]]にも伴い、より高速回転するようなものが増加する傾向にある。これは[[磁気ディスク装置]]など[[円盤]]状の記憶媒体から情報を読み取る際に、より高速で回転させるほどに読み出し速度の短縮が図れることや、冷却ファンでは同じファン直径でより大量の送風を行い冷却効果を高めることができることに起因する。また、高密度化・高性能化したコンピュータはより大量の[[熱]]を持ちやすくなる傾向にあり、これを冷却するためにも、複数の冷却ファンを必要とする。
 
回転軸は高速回転させるほどに、わずかな歪みやぶれにより[[振動]]や[[騒音]]を発生させる傾向もある。パソコンを[[家庭]]など生活環境に置いた際に、こういった騒音が煩わしく感じることもあり、[[静音パソコン]]などの方向性も発生している。この静音パソコンは、スピンドル回転速度を低減、あるいは、ハードディスクドライブを廃して[[フラッシュメモリ]]([[ソリッドステートドライブ|フラッシュディスク]])に置き換えスピンドル自体をまったく持たない「ゼロスピンドル」にするといった方向性が見られる。近年のパソコンはユーザーにとって[[過剰性能]]なこともあり、過剰な機能を切り捨て冷却を簡略化するケースもある。モーターを廃することで、[[携帯情報端末]]のように省電力化も期待される。
 
ただ、スピンドルを廃する「スピンドルレス」の方向性は、機能面である程度限定され、対応する部品も高価な傾向がある。このため、完全にスピンドルを廃するのではなく、必要に応じて回転速度を調整することで騒音を抑制する考え方もある。
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*[[機械要素]]
*[[静音パソコン]] / [[自作パソコン]]
*[[ソリッドステートドライブ]](フラッシュディスク]]
 
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