「交響曲第3番 (ショスタコーヴィチ)」の版間の差分

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==概要==
[[交響曲第2番_(ショスタコーヴィチ)|交響曲第2番]]に続いて単一楽章の作品だが、大きく5つの部分に分けることができる(後述)。最終部にはS{{仮リンク|セミョーン・キルサノフ|ru|Кирсанов, Семён Исаакович}}作詞による合唱がある。内容、演奏形態から見れば、交響曲第2番の姉妹版であるが、委嘱作品であった前作と違い、ショスタコーヴィチ自身の意思で作曲を始めたこと、[[メーデー]]の祝祭的雰囲気を表現するため、労働歌など親しみ易い旋律を引用する一方で前作に顕著であった前衛さは影を潜めるなど、相違が見られる。
 
ショスタコーヴィチはこの作品について、「私は全世界のプロレタリアートが連帯するこの祝日の雰囲気を伝え、ソヴィエト連邦の平和なる建設を表現せんとした。闘争や熱意、それと『継続の精神』などが、1つの赤い糸となってこの作品に表されている」と述べている。
 
西側諸国では、社会主義を賛美する歌詞やその表題により、プロパガンダ音楽であるとして敬遠されたため、かつてはショスタコーヴィチの交響曲の中でも、第2番と同様にきわめて演奏頻度が低かった。現在は第2番は比較的演奏回数が増えつつあるが、第3番は比較的演奏頻度が少ないままである。