「土佐電気鉄道安芸線」の版間の差分

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=== 蒸気機関車 ===
* [[国鉄7100形蒸気機関車|7100形]] (7104):1882年、[[アメリカ合衆国|米]][[ポーター (車両メーカー)|ポーター]]製の[[車軸配置|軸配置]]2-6-0形[[テンダー機関車]]。1924年1月ごろ、工事用として[[帝國車輛工業|梅鉢鉄工場]]から譲受。1930年ごろ解体。
* [[国鉄1120形蒸気機関車|1形]] (1 - 3):1 - 2は[[1924年]]開業と同時に入線。3は翌[[1925年]]に入線した。[[汽車製造]]製の軸配置CtC、[[弁装置]]は[[ワルシャート式弁装置|ワルシャート式]]の[[タンク機関車]]。[[1930年]]から[[1936年]]まで[[鉄道省|省線]][[土讃線|高知線]]経由で省線[[高知駅]]まで乗り入れていた。[[1949年]]の電化時まで運用され[[1951年]]に廃車・解体された。
* 1800形 (1801, 1803):元は[[国鉄1800形蒸気機関車#1800形|道省1800形]]で[[1881年]]キットソン製のタンク機関車。国鉄[[東海道本線]]などで運用されてから1930年に入線した。1803は[[1937年]]頃廃車され、1801は1940年に[[東レ|東洋レーヨン]]滋賀工場に譲渡され1964年まで運用された。廃車後、交通科学館(のち[[交通科学博物館]]、2014年閉館)で保存されたのち、2016年4月に開館した[[京都鉄道博物館]]に移設されて引き続き保存されている。
* 600形 (608):元は[[日本鉄道]]W2/4形40で、同鉄道の[[鉄道国有法|国有化]]後改番を経て[[国鉄400形蒸気機関車#500形・600形・700形|国鉄600形]]となり、鉄道省→京都市場運送→[[篠山鉄道]]と払い下げられたもの。[[1898年]][[ナスミス・ウィルソン]]製で、軸配置1-B-1t1B1、弁装置は[[ジョイ式弁装置|ジョイ式]]のタンク機関車であった。[[1945年]]に野菜、貨物輸送用に入線し、電化後の[[1950年]]には高知で廃車・解体された。
* 800形 (800):[[参宮鉄道]]形式1の7号で、同鉄道国有化後は[[国鉄400形蒸気機関車#800形|道院800形]]となった。その後[[芸備線|芸備鉄道]]に譲渡されたが、同鉄道の国有化で再び鉄道省籍に戻り、[[1940年]]に1800形1801と入れ替わる形で入線した。[[1903年]][[汽車製造]]製で軸配置は1-B-1t1B1、弁装置はジョイ式のタンク機関車で、野菜輸送を主目的としたが燃料統制であまり運用されなかった模様。1950年に高知で廃車・解体。
* [[国鉄400形蒸気機関車#280形|280形]] (281):1913年、[[日本車輌製造]]製の軸配置2-4-2(1B1)形36t級タンク機関車。1946年、[[南部鉄道]]B281を譲受。1951年2月、[[三菱商事|丸の内商事]]神戸支店に売却。
* 200形 (201, 202):[[同和鉱業片上鉄道|片上鉄道]]1・3を1947年に譲り受けたもの。[[1922年]]日本車輌製造製の軸配置1-C-1t、1C1のタンク機関車で電化後の1951年まで在籍した。丸の内商事神戸支店に売却。
* 500形 (500):軸配置0-6-0(C)形27t級のタンク機関車。1950年9月に売却された記録があるのみで、詳細不明。
* C12形 (C12001):[[国鉄C12形蒸気機関車#鉄道省以外向けの同形機|国鉄C12形と同型機]]で、[[1942年]]から新造許可を申請していたが、[[1947年]]になってようやく許可されたという背景を持つ。[[1948年]][[日本車輌製造|日本車輌]]製(製造番号1496)で、電化後も貨物列車をいていたが、[[1952年]]に[[雄別鉄道|雄別炭礦尺別鉄道]]に譲渡された。[[1970年]]に同鉄道で廃車された。
 
=== 気動車 ===