「ティーガーI」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
183行目:
上述の[[タイガー131]]を含めた6両のオリジナル車両が現存し、その他1両の再生された車両が存在する。
 
*; '''[[フランス]]・[[ソミュール戦車博物館]]の車両'''
: 1944年5月製造の後期型。屋内展示、良好な保存状態。履帯は鉄道輸送用を装備している。元SS第102重戦車大隊所属で、[[コヴィル]]付近にて機械故障のため放棄された。その後[[自由フランス軍]][[第6=第12胸甲騎兵連隊 (フランス軍)|第6胸甲騎兵連隊]]に鹵獲され、ドイツ国内への進撃に使われた。
 
*; '''フランス・[[ヴィムティエ]]の道路脇にある車両'''
: 1944年5月製造の後期型。屋外展示、悪い保存状態。元SS第102重戦車大隊所属とされる。1944年8月20日の[[ファレーズ・ポケット|ファレーズ包囲戦]]で撤退の際、坂を登りきれなかったため、クルーによって放棄された。
 
*; '''[[ロシア]]・[[クビンカ戦車博物館]]の車両'''
: 1943年8月製造の中期型。屋内展示、良好な保存状態。無線機搭載のため砲塔の同軸機銃等を撤去した指揮型。2018年に新設されたパトリオット・パーク(愛国者公園)内の展示施設に移されている。
 
*; '''ロシア・レニノ=スネギリ軍事歴史博物館の車両'''
: 後期型。屋外展示、非常に悪い保存状態。射撃目標に使用されたため、至る所に弾痕があり、オリジナルの砲身も失われたためダミーが据え付けられている。
 
*; '''[[アメリカ合衆国]]・陸軍機甲騎兵博物館にあった車両'''
: 1942年11月製造の初期型。屋外展示、やや悪い保存状態。元第501重戦車大隊所属で、[[チュニジア]]で鹵獲され、調査の後[[アメリカ陸軍兵器博物館]]に置かれたが、後に同地に移された。車体左側と砲塔側面は試験のため切断されている。修復のため[[ドイツ]]の[[ジンスハイム自動車・技術博物館]]に引き取られ、現在はイギリスの個人コレクターが保有しているとされるが、詳細は不明。
 
*[; '''[[ドイツ]]・[[ムンスター戦車博物館]]の車両'''
: 屋内展示。[[ノルマンディー]]のスクラップヤードや[[ラトビア]]から実物の部品を取り寄せつつ組み上げられたレプリカ。
 
<gallery mode="packed">