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==プロ将棋での振り駒==
プロ将棋の[[棋戦 (将棋)|棋戦]]であらかじめ先後の決まっていない対局においては、対局者の代わりに記録係が振り駒を行う。タイトル戦では、対局開催地の[[市町村長]]や主催・協賛社の代表が振り駒を行うこともある。[[将棋電王戦]]のように、振り駒自体を(棋戦の概要発表と合わせて)一つのイベントとするケースもあった。[[叡王戦]]では、対局者が持ち時間を選ぶという規定のため、事前に振り駒が行われる
 
記録係は盤上に並べられた上座側の歩兵を5枚取って、上座側の対局者の振り歩先であることを宣言(確認)する。そして両手の中で歩兵を激しく振り混ぜて、盤の近くで畳の上に放り投げる。タイトル戦の振り駒では、畳の上に風呂敷のような布を敷き、その上に駒が落ちるように振ることが多い。ただし、布の外に落ちた駒も数える。表(歩)の枚数が多ければ上座側の対局者が先手、裏(と金)が多ければ下座側の対局者が先手となる。