「インフィールドフライ」の版間の差分

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→‎2015年5月4日、広島対巨人: 福家球審がインフィールドフライ宣告に気づかなかったかどうかは明らかでないので、百科事典が誤審であるかのように記述するのは不適当。事実のみを記載するように修正。
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# 広島の打者・[[小窪哲也]]は本塁周辺のフェア地域上に飛球を打ち上げた。この飛球に対して二塁塁審・[[嶋田哲也]]、三塁塁審・[[丹波幸一]]がインフィールドフライを宣告した。
# 捕球を試みた巨人の三塁手・[[村田修一]]と一塁手・[[フアン・フランシスコ]]は、連携ミスのため双方とも捕球できず打球はフェア地域内に落ちた。この時点で球審・[[福家英登]]はフェア宣告を行った(村田が飛球に触れたと判断したと思われる)。
# フランシスコは打球をフェア地域内で拾って本塁を踏み、一塁への送球を試みた。その直後、広島の三塁走者・[[野間峻祥]]が本塁を駆け抜けたが福家はこれに対してアウトをコール宣告した。
# 直後、広島の[[石井琢朗]]三塁ベースコーチや[[緒方孝市]]監督は福家のもとに駆け寄り、「塁審がインフィールドフライの宣告をしていた」とのプレイと判定の確認を行った。そこへ当該試合の責任審判であった丹波は、福家のもとに駆け寄り自身、このプレイで打球がインフィールドフライの宣告をと判定したことを福家に告げと確認しため、福家は野間の得点を認め本塁に向かってセーフを宣告し、広島のサヨナラ勝ちとなった。
 
* インフィールドフライ宣告の際は、通常、一人の審判員が宣告すれば他の審判員も続いて宣告を行う。しかし、このとき福家は、目の前に上がった打球がフェアかファウルかを判定する必要もあったことから混乱して余裕がなくなったため、追従宣告を行わずフランシスコが本塁に球し、一を受けて野間のに送球した直後にアウトを宣告した。
* 規則上は、フェアの判定が行われた時点でインフィールドフライが成立す宣告されため、打者の小窪がアウトになったことになり、塁上の走者はフォースの状態が解除される。したがって、フランシスコが本塁に触球しても、三塁走者の野間はアウトにならない。野間アウトにるためには、野間への触球が必要である。
* 緒方監督は、前述の1991年6月5日の試合では中堅手として出場していたため、当時の試合をほとんど再現する形となった今回のプレイに対して、直ちに球審のもとに駆け寄り確認を行うことができた<ref>このときの緒方監督と石井コーチが福家のもとに駆け寄ったときの状況を、広島が[[広島東洋カープ#多様なカープグッズと記念Tシャツ|「知ってたもん勝ち」Tシャツ]]として作成し、[http://www.shop.carp.co.jp/new-goods/new-150505.html カープ公式グッズショップ]で発売された。</ref>。
* このプレイでは、落球した時点で打球に触れていたとされた村田に失策が記録された。試合後の報道陣の取材に対し、インフィールドフライを宣告した丹波は「明らかなインフィールドフライ。落ちてフェアゾーンで捕ったのでフェア。落ちてフランシスコが確捕した時点で打者はアウト。あとはタッグプレイ。(球審に)混乱もあったと思う」「選手にうまく伝わっていなかったが、あれは誰が見ても明らかなインフィールドフライです」と話した。また、福家は「僕がもっとうまく選手に伝えていたらスムーズにいけた。もっと分かりやすくやっていれば…」と話した<ref>{{Cite web |date=2015-05-05 |url=http://www.nikkansports.com/baseball/news/1471827.html |title=広島、インフィールドフライでサヨナラ/プレー図解 |publisher=日刊スポーツ |accessdate=2015-05-24}}</ref><ref>{{Cite web |date=2015-05-05 |url=http://www.sanspo.com/baseball/news/20150505/gia15050505070001-n1.html |title=原巨人、赤っ恥負け…一死満塁インフィールドフライでサヨナラ |publisher=サンケイスポーツ |accessdate=2015-06-07}}</ref><ref>{{Cite web |date=2015-05-05 |url= http://www.hochi.co.jp/giants/20150504-OHT1T50136.html |title=インフィールドフライ巡る珍プレーでサヨナラ負け|publisher=スポーツ報知 |accessdate=2015-06-07}}</ref>。
* なお丹波は「フェアゾーンで捕ったからフェアボール」としているが、福家は、フランシスコの捕球の前にフェアの宣告はその前にわれているため村田が触れていたという判定がされていである(触れていなければ、打球がファウルになる可能性ったためこの段階ではノージャッジである)。そのため公式には、小窪のサード三塁フライと村田の失策による野間の進塁が記録されている。
 
== 脚注 ==