「松平定休」の版間の差分

'''松平 定休'''（まつだいら さだやす）は、[[伊予国|伊予]][[今治藩]]の第6代藩主。定房系[[久松松平家]]6代。

== 生涯 ==

宝暦2年（1752年）7月25日、第5代藩主・[[松平定郷]]の長男・[[松平定温|定温]]の長男として生まれる。父が宝暦12年（[[1762年]]）4月11日に早世し、祖父も宝暦13年（[[1763年]]）4月19日に死去したため、同年6月14日に嫡孫承祖して藩主となる家督を継ぐ。[[明和]]3年（[[1766年]]）12月に従五位下、内膳正に叙任、後に河内守に遷任した。藩政においては明和5年（[[1768年]]）に後堀新田、[[寛政]]元年（[[1789年]]）に向掘新田など、新田開発を行なって農業生産の安定化に努めた。寛政2年（[[1790年]]）4月5日、長男・[[松平定剛|定剛]]に家督を譲って隠居した。