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'''清岡 卓行'''(きよおか たかゆき、[[1922年]]([[大正]]11年)[[6月29日]] - [[2006年]]([[平成]]18年)[[6月3日]])は、[[日本]]の[[詩人]]、[[小説家]]、[[法政大学]][[教授]]を経て名誉教授
 
[[関東州]]の[[大連市|大連]]生れ。[[東京大学文学部]]仏文科で[[渡辺一夫]]に師事した。
また、長らく、[[法政大学]]教授として新入生などにフランス語の基礎を、
さらに、『[[萩原朔太郎]]「猫町」私論』(1974年 文藝春秋刊)をテキストに、人文特別講義を担当し、学部や専攻にかかわらず多くの学生を指導した。1996年に[[日本芸術院]]会員
1996年より[[日本芸術院]]会員に選出される(終身)。
 
妻は作家の[[岩阪恵子]](いわさか けいこ、本名 清岡惠子)。前妻の息子[[清岡智比古]]は、[[フランス語]]学者で創作活動も行っている([[明治大学]][[理工学部]][[教授]])。
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*『薔薇ぐるい』 1982年 新潮社
*『大連小景集』 1983年 講談社。「初冬の大連」、「中山広場」、「サハロフ幻想」、「大連の海辺で」
**『アカシヤの大連』 1988年 講談社文芸文庫<br> 
*:[[芥川龍之介賞|芥川賞]]受賞の表題作に「朝の悲しみ」と、上記4作品を加えた作品集 
*『李杜の国で』 1986年 朝日新聞社/朝日文庫(1989年)。装幀[[菊地信義]]
*『大連港で』 1987年 福武書店/福武文庫(1995年)。装幀[[安野光雅]] 
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*『現代の詩人6 清岡卓行』 1983年 中央公論社、鑑賞[[宇佐美斉]]・肖像[[高橋英夫 (評論家)|高橋英夫]]
*『清岡卓行大連小説全集 (上・下)』 1992年 日本文芸社、附録に15名の月報と自作随想などを加える。
*岩阪恵子・宇佐美斉編『清岡卓行論集成』 2008年、勉誠出版、岩阪恵子・宇佐美斉編<br> 2008年、
*:2冊組、100名超の執筆者による作家論・追悼・書評集、書誌・年譜。
*宇佐美斉『清岡卓行の円形広場』[[思潮社]]、2016年。評伝
 
===翻訳===
*『ランボー詩集』 1968年/新編1992年 河出書房新社
*『ヒロシマ、私の恋人』 1970年/新版1985年 筑摩書房、1990年、ちくま文庫
**:[[マルグリット・デュラス]]、映画『[[二十四時間の情事]]』のシナリオとディアログ 
 
== 外部リンク ==