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[[1998年]]に東北リーグから旧JFLに昇格、[[1999年]]からの新JFLには発足当初から加入。
 
;[[=== 2008年]] ===
OBの[[田端秀規]]が監督に就任し、[[ベガルタ仙台]]から[[大久保剛志]]を[[期限付き移籍]]で獲得したほか、上記の麻生、今田の他に[[大瀧義史]]など大卒の選手を獲得し、また[[栃木SC]]から[[谷池洋平]]、[[徳島ヴォルティス]]から[[天羽良輔]]とJリーグでも実績のある選手を獲得し上位進出を目指したが万年中位という位置からの脱却ができず9位に終わった。
 
;[[=== 2009年]] ===
[[ロアッソ熊本]]からFW[[町田多聞]]を、また大卒ではFW[[澤口泉]]やDF[[比嘉隼人]]を獲得し大久保も期限付き移籍を延長した。序盤はなかなか調子が上がらず10位に甘んじたが、後期に入り谷池を中心とした守備陣が安定して(失点数はリーグ1位の失点となった)、勝負ところで町田や澤口が得点を決めたこともあり後期は1位となり、年間順位でも3位となり過去最高順位となった。
 
;[[=== 2010年]] ===
[[第65回国民体育大会|ゆめ半島千葉国体]]の[[国民体育大会サッカー競技|サッカー競技・成年男子]]に宮城県代表として参加し、優勝した。リーグ戦は序盤こそ開幕ダッシュに成功したが、前期5節以降に怪我人が続出し、昨年のレギュラーだった町田や比嘉が離脱してチームは4月以降2ヶ月間未勝利となってしまい、その後も谷池や[[花渕修平]]など怪我人が相次き、結局前期は12位で折り返した。後期は天皇杯でJ1のベガルタ仙台に勝利し上記の国体優勝はしたもののリーグ戦では好不調が波が激しく、決定力不足になったこともあり年間順位は14位と精彩を欠いたリーグ戦となってしまった。シーズン終了後にソニー仙台一筋に活躍した[[高野和隆]]、[[木村孝次]]が引退。町田も現役引退。大久保のベガルタ仙台復帰をはじめ8人が退団した。
 
;[[=== 2011年]] ===
[[ブラウブリッツ秋田]]から[[菅原太郎]]、[[V・ファーレン長崎]]から[[宮尾勇輝]]が移籍。新人3人がソニー仙台に加入した。しかし[[東日本大震災]]で多賀城市にあるソニー仙台テクノロジーセンターやその周辺が[[津波]]で壊滅的な被害に遭ったことにより、リーグ戦参加の目処がたたなくなったため、前期7節から17節までのリーグ戦参加をとりやめ、後期第1節よりリーグ戦に参加することとなった{{refnest|group=注|なお、開催が後期1節以降にずれ込んだJFL前期第1節から前期第6節までの6試合については「2011 JFL 東日本大震災 災害復興支援試合」として行われ、この6試合はリーグ戦の成績には含まれないこととなった<ref>[http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=287 ソニー仙台FCの今季活動ならびに第13回JFL大会方式について] JFLオフィシャルWebサイト、2011.05.13</ref>。ただし、ソニー仙台は地域リーグへの降格・入れ替え戦に出場するチームの決定方法にのみこの6試合の成績を加える<ref>[http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=177 第13回 日本フットボールリーグ(2011)大会方式] JFLオフィシャルWebサイト、2011.12.05</ref>。}}。チームは2ヶ月間練習できず、全体練習が始まったのが震災から2ヶ月たった5月の中旬だった。そして7月3日の後期第1節の[[アルテ高崎]]戦よりリーグ戦に復帰した。しかし2ヶ月のブランクは予想以上に大きく、後期開幕後しばらく勝利をあげられず、初勝利が9月23日の[[FC町田ゼルビア|町田ゼルビア]]戦だった。その後も雷雨や台風の影響で順延になった試合が10月に組み込まれ、10月から11月に週2回の試合が連続したこともあり、選手の疲労が濃くなってしまい、なかなか勝利をあげられず結局後期だけ参加のリーグ戦は最下位の18位(災害復興支援試合を含めると17位)となった。本来なら地域リーグに自動降格になるが、町田ゼルビア、[[松本山雅FC]]のJ2加盟と[[ジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズ|ジェフリザーブズ]]のチーム解散があって、辛うじてJFL残留となった。シーズン終了後、監督の田端とフィジカルコーチの片桐幹雄が退任、長年ソニー仙台でプレーした本多進司が現役引退。菅原太郎も[[HOYO大分|HOYO AC ELAN大分]]へ移籍をはじめ、麻生耕平と花渕修平が退団。 [[遠藤大志]]はGKコーチ専任となった。
 
;[[=== 2012年]] ===
コーチだった[[石川雅人]]が監督に昇格。現役を引退しばかりの本多がコーチ就任した。またベガルタ仙台から大久保が2年ぶりに復帰したのをはじめ、[[ジェフリザーブズ]]から[[瀧本雄太]]、[[アルテ高崎]]から[[山藤健太]]と[[布施有太]]を獲得したが、新卒で加入した選手がJFL加盟後初めて1人もいなかった。開幕2連敗したもののその後はリーグ2位タイの失点数もあり、守り勝ちする試合で勝ち点を積み重ねた。しかしリーグワーストの27得点を示すように年間通じて決定力不足に悩まされ、特にリーグ後半は決定力不足が顕著になり、8月以降複数得点する試合が1試合もなく、最後は10試合連続未勝利・4試合連続完封負けでリーグ戦を終えた。シーズン終了後に[[橋本尚樹]]、[[斎藤雅也]]、[[門馬匡史]]、[[山内達夫]]の4選手が社業専念で現役引退となった(山内は後に[[サウルコス福井]]へ移籍した)。
 
;[[=== 2013年]] ===
[[SAGAWA SHIGA FC]]より[[中村元 (1981年生)|中村元]]を、新卒で[[松岡祐介]]、[[荻原健太]]、[[不老祐介]]をそれぞれ獲得した。またGK[[金子進]]が長期離脱の怪我を負ってしまったため3月にベガルタ仙台から[[石川慧]]を急遽レンタル移籍で獲得した。8月にリーグ戦で12得点した大久保が[[モンテディオ山形]]へ完全移籍した。大久保が抜けてからは決定力不足に陥ったものの、最終的には9位でシーズンを終えた。シーズン終了後に谷池洋平と東北リーグ時代から唯一ソニー仙台に所属していた[[千葉雅人]]が現役引退し、千葉はJFL特別賞を受賞した。また山藤健太がツエーゲン金沢へ移籍。石川慧はベガルタ仙台に戻った。
 
;[[=== 2014年]] ===
[[川口大紀]]、[[吉田吏玖]]、[[細見諒]]、[[田中豪紀]]、[[内野裕太]]の大卒選手5人が加入した。1stステージは4位、2ndステージは5位で年間順位も5位で終わったものの[[第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会|天皇杯]]2回戦では[[鹿島アントラーズ]]に2-2でPK戦の末勝利し、前年の雪辱を果たした。そして内野が新人ながら12得点で得点ランキング3位に食い込み新人王を獲得。シーズン終了後、2003年から12年間在籍した[[桐田英樹]]を初めとして、[[元木数馬]]、宮尾勇輝、[[李澤忍治]]、布施有太の5人がチームを離れた。
 
;[[=== 2015年]] ===
前年同様[[松藤正伸]]、[[前澤甲気]]、[[秋元佑太]]、[[金子貴裕]]、[[有間潤]]ら大勢の大卒選手が加入<ref>[http://www.sonysendaifc.jp/news/club/424 2015シーズン 新入団選手のお知らせ] - 2015年2月2日ソニー仙台FC</ref>。しかし開幕したばかりの4月に不老祐介が都合によりソニー仙台からの退団が発表された。1stステージ開幕より無敗で進み一時は首位に立つも終盤の第13節Honda FC戦で初黒星を喫すると次の第14節[[FC大阪]]戦で引き分けとなり、同じ東北の[[ヴァンラーレ八戸]]に得失点差で首位を譲ってしまい<ref>[http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=909 第14節ヴァンラーレ八戸が逆転1位へ執念の逆転勝利] - 2015年5月31日 JFL</ref>、1stステージ最終節の[[奈良クラブ]]戦で勝利したものの、前日に勝利した八戸に得失点差及ばず2位で終わった<ref>[http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=910 1stステージ1位はヴァンラーレ八戸] - 2015年6月7日 JFL</ref>。さらに8月23日の[[第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会|天皇杯]]宮城県代表決定戦で[[仙台大学]]に1-3で敗れて、10年ぶりに天皇杯出場を逃した<ref>[http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150824_14031.html <天皇杯>仙台大、10年ぶり代表] - 2015年8月24日 河北新報</ref>。2ndステージは当初から好調で11勝4分けの無敗で初のステージ優勝を飾った<ref>[http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201511/20151116_14033.html <JFL>ソニー仙台V 第2ステージ] - 2015年11月16日 河北新報</ref>。そしてJFLチャンピオンシップはヴァンラーレ八戸相手に2戦合計で1-1となり、延長戦でも決着が付かず、PK戦の末5-4で勝利し、JFL参加17年目([[ジャパンフットボールリーグ|旧JFL]]時代も含めると全国リーグ参加18年目)にして初のリーグ優勝を果たした<ref>[http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/12/05/kiji/K20151205011631670.html ソニー仙台、PK戦制し初優勝 JFLチャンピオンシップ] - 2015年12月5日 スポーツニッポン</ref>。シーズン終了後に松岡祐介、澤口泉、前田和之、田中豪紀、川口大起の5人がチームを離れた<ref>[http://www.sonysendaifc.jp/news/club/475 2015年退団選手のお知らせ] - 2015年11月11日 ソニー仙台FC公式サイト</ref>。
 
;[[=== 2016年]] ===
[[三浦祐希]]、[[五十嵐亘]]、[[鈴木翔大]]、[[平野篤志]]、[[藤原元輝]]、[[古川裕貴]]の大卒選手6人が加入した<ref>[http://www.sonysendaifc.jp/news/club/495 2016シーズン 新入団選手のお知らせ] - 2016年2月1日 ソニー仙台FC公式サイト(2016年2月7日閲覧)</ref>。1stステージは6勝4分4敗の勝ち点23の7位。岩手国体では優勝した静岡県([[アスルクラロ沼津]])に敗れて準優勝に終わった<ref>[http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20161006-OHT1T50237.html ソニー仙台、延長後半決勝点献上…6年ぶり国体優勝ならず] - 2016年10月7日 スポーツ報知</ref>。2ndステージは第5節から15節まで11連勝を飾り、11勝1分3敗と勝ち点34としたものの2ndステージ優勝のホンダFCに勝ち点2差及ばず2位となり、リーグ連覇は叶わなかった<ref>[http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201611/20161115_14041.html <JFL>ソニー仙台、優勝届かず] - 2016年11月15日 河北新報</ref>。シーズン終了後に、長年ソニー仙台に在籍した[[村田純平]]はじめ大瀧義史、[[佐藤秀行]]、細見諒とGKコーチの遠藤大志がチームを離れた<ref>[http://www.sonysendaifc.jp/news/club/557 2016年退団選手、コーチのお知らせ] - 2016年11月9日 ソニー仙台公式HP</ref>。さらに松藤と前澤がJ3に昇格したアスルクラロ沼津に移籍した<ref>[http://www.sonysendaifc.jp/news/club/568 松藤正伸選手、前澤甲気選手 移籍のお知らせ] - 2016年12月13日 ソニー仙台FC公式サイト</ref>。
 
;[[=== 2017年]] ===
[[ヴァンラーレ八戸]]から[[菅井慎也]]が移籍。[[冨澤右京]]、[[吉森恭兵]]、[[菅原啓祐]]、[[丹代爽弥]]<ref>[http://www.sonysendaifc.jp/news/club/574 新入団選手のお知らせ] - ソニー仙台FC公式サイト、2017年2月1日</ref>、[[石橋理志]] <ref>[http://www.sonysendaifc.jp/news/club/586 2017年 新入団選手お知らせ] - ソニー仙台FC公式サイト、2017年2月21日</ref> の大卒5人が新加入した。1stステージは勝ち点36の2位で2ndステージは勝ち点23の7位となり、年間順位は勝ち点59の3位となった。シーズン終了後に6年間指揮をとった石川雅人監督が退任<ref>[http://www.sonysendaifc.jp/news/homegame/647 石川雅人監督退任のお知らせ] - ソニー仙台FC公式サイト、2017年10月23日</ref>。また比嘉隼人と平野篤志が退団。有間潤が[[FC今治]]に完全移籍した。
 
;[[=== 2018年]] ===
新監督に本多進司コーチが昇格。OBの中村元がコーチとしてソニー仙台に復帰した<ref>[http://www.sonysendaifc.jp/news/club/664 ソニー仙台FC 2018シーズン スタッフ体制のお知らせ] - ソニー仙台FC公式サイト、2017年12月4日</ref>。また新卒で[[山崎一帆]]、[[杉田真彦]]、[[田中龍志郎]]の3人が加入した<ref>[http://www.sonysendaifc.jp/news/club/677 ソニー仙台FC 2018年新入団選手、スタッフのお知らせ] - ソニー仙台FC、2018年2月1日(2018年5月3日閲覧)</ref>。1stステージは7勝3分5敗の勝ち点24の6位。2ndステージは9勝1分5敗の勝ち点28で3位で年間では勝ち点52の4位となり、順位を落とした。その中で藤原元輝がチームトップ、リーグ3位タイの16得点でチーム唯一のJFLベストイレブンを獲得した<ref>{{Cite press release|url=http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=1398|title=第20回日本フットボールリーグ表彰式 受賞者|publisher=日本フットボールリーグ|date=2018-12-06|accessdate=2019-02-11}}</ref>。シーズン終了後に長年チームを支えた瀬田貴仁をはじめ山田佑介、五十嵐亘、石橋理志、瀧本雄太が退団、引退となった<ref>[http://www.sonysendaifc.jp/news/club/747 2018年 退団選手、コーチのお知らせ] - ソニー仙台FC公式サイト、2018年11月14日(2019年2月11日)</ref>。
 
=== 2019年 ===
新卒で[[宮本鉄平]]、[[平田健人]]、[[吉川佳介]]、[[石上輝]]、[[佐川雅寛]]が加入した<ref>[http://www.sonysendaifc.jp/news/club/764 2019年 新入団選手、コーチのお知らせ] - ソニー仙台FC公式サイト、2019年2月1日(2019年2月11日)</ref>。
 
== 逸話 ==