「ダイリチウム」の版間の差分

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ダイリチウムは一部の惑星や星雲でしか産出されない貴重な鉱物であり、すべての惑星や星雲で産出されるわけではない。「希少かつ有用な消耗品」である上に、レプリケート(エネルギーを使って物質を作り出す技術)することもできないため、ダイリチウムがしばしば通貨代わりとして商取引に用いられる場面もある。スタートレック世界を舞台にしたMMORPG『[[Star Trek Online]]』では、プレイ中に入手できるダイリチウム鉱石を精錬したダイリチウム結晶が、生産システムの原材料だけではなく、各種アイテムを購入する通貨としても用いられ、課金ゲーム内通貨「ZEN」との「両替」さえ可能である。
 
劇中ではクリンゴン帝国の流刑惑星ルラ・ペンテでは囚人を使ってダイリチウムの発掘を行い(劇場版第6作「未知の世界」)、またロミュラン帝国においてはロミュラス星の隣のレムス星に大規模なダイリチウム鉱山が存在し、奴隷階級のレムス人に過酷な労働を強いている(劇場版第10作「ネメシス」)。デルタ宇宙域での漂流で孤立無援となったU.S.S.ヴォイジャーNCC-74656は艦内にダイリチウム精製施設を作り、航路上において機会があればシャトルクラフトを派遣してダイリチウムを探しまわる(VOY5話「盗まれた臓器」、134話「虐殺の記憶」、154話「偽りのナイチンゲール」等)。デルタ宇宙域にてダイリチウムを産出する中世文明レベルの惑星においてもダイリチウムは「冬の涙」と呼ばれる貴重な宝石で、権力者しか手にすることができなかった(VOY142話「ヴォイジャーの神々」)。『スタートレック:ディスカバリー』ではポール・スタメッツ大尉が「ダイリチウムの採掘でたくさんの星がダメになった」と語っており、自然破壊という観点からも問題は根深い。<br />
 
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