「デニス・サファテ」の版間の差分
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'''デニス・スコット・サファテ'''(Dennis Scott Sarfate, [[1981年]][[4月9日]] - )は、[[アメリカ合衆国]][[ニューヨーク州]][[ニューヨーク市]][[クイーンズ区]]出身の[[プロ野球選手]]([[投手]])。
日本プロ野球における連続イニング奪三振記録、シーズン最多セーブ記録保持者。2014年には史上初の両リーグ30セーブを達成し、2017年には
== 経歴 ==
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'''{{by|2014年}}'''5月20日の対広島戦([[福岡ドーム|福岡ヤフオク!ドーム]])でNPB史上3人目の全12球団からのセーブを達成した<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/05/20/kiji/K20140520008201440.html サファテ 12球団セーブ達成「なんで僕は花をもらえないの」] スポニチ Sponichi Annex 2014年5月20日配信</ref>。
8月12日の対[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]戦ではNPB史上初の両リーグ30セーブを達成<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/08/13/kiji/K20140813008736160.html
'''{{by|2015年}}'''も開幕からセーブを挙げ続け、8月9日にパ・リーグ新記録となる29イニング連続三振を記録した。最終的には前年に[[平野佳寿]]が樹立した40セーブのパ・リーグの記録を更新する41セーブを挙げて自身初の[[最多セーブ]]となった。
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'''{{by|2017年}}'''4月2日の対[[千葉ロッテマリーンズ]]戦(福岡ヤフオク!ドーム)でNPB通算178個目のセーブを挙げ、[[マーク・クルーン]]の通算177セーブを抜き、外国人投手の最多セーブ記録を更新。7月5日の対[[オリックス・バファローズ]]戦で外国人投手史上初の通算200セーブを達成。9月2日の対[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]戦で日本プロ野球タイ記録のシーズン46セーブ<ref>{{Cite web|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/09/02/kiji/20170902s00001173229000c.html|title=サファテが今季46セーブ目!岩瀬、球児に並ぶプロ野球タイ記録「光栄です」|publisher=スポニチ Sponichi Annex|date=2017-09-02|accessdate=2017-09-03}}</ref>、9月5日の対[[オリックス・バファローズ]]戦で日本プロ野球新記録のシーズン47セーブを記録し<ref>{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/1883411.html|title=ソフトバンク・サファテ単独1位!日本新47セーブ|publisher=スポニチ Sponichi Annex|date=2017-09-05|accessdate=2017-09-05}}</ref>、[[呉昇桓]]のアジア記録に並んだ。9月10日の対ロッテ戦で50セーブ<ref>{{cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/09/10/kiji/20170910s00001173318000c.html|newspaper=スポニチ Sponichi Annex|publisher=スポニチ Sponichi Annex]|title=サファテ 史上初50セーブ!今季61試合目で」|date=2017-09-10|accessdate=2017-09-23}}</ref>、最終的には54セーブまで伸ばし、セーブ失敗もわずかに1回のみであった(8月5日の西武戦、4点リードの無死満塁で登板し4失点<ref>{{Cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/1867980.html|title=ソフトバンク・サファテ追いつかれるも延長勝ち|publisher=[[日刊スポーツ]]|date=2017-08-06|accessdate=2018-02-04}}</ref>)。
[[2017年の日本シリーズ|日本シリーズ]]では第2・3戦でセーブを挙げ、第6戦では9回から3イニングを投げ、11回裏のサヨナラを呼び込み日本一に貢献。リリーフ登板のみとしては[[1982年の日本シリーズ|1982年]]の[[東尾修]]以来35年ぶり、外国籍投手としては[[1964年の日本シリーズ|1964年]]の[[ジョー・スタンカ]]以来53年ぶりとなる日本シリーズMVPを受賞した。また、外国出身の選手として初となる[[正力松太郎賞]]に選出された<ref>{{Cite news|date=2017-11-9|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201711090000099.html|title= ソフトバンク・サファテ正力松太郎賞 外国人選手初|newspaper=ニッカンスポーツ・コム|agency=日刊スポーツ新聞社|accessdate=2017-11-9}}</ref>。さらに、レギュラーシーズンの最優秀選手賞も獲得、外国籍選手としては[[ウラディミール・バレンティン]]以来4年ぶり17人目(18度目)、パシフィック・リーグの外国籍選手としては、[[アレックス・カブレラ]]以来15年ぶり8人目、外国籍投手としては[[郭泰源]]以来26年ぶり4人目、救援投手としては[[浅尾拓也]]以来6年ぶり5人目(6度目)、ホークスの外国籍選手としてはスタンカ以来53年ぶり2人目の受賞となった。またシーズンと日本シリーズのMVPダブル受賞は、[[松井秀喜]]以来17年ぶり15人目、ホークスでは[[杉浦忠]]、スタンカに次ぐ3人目の栄誉となった<ref>{{Cite web|date=2017-11-21|url=https://m.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/11/21/kiji/20171121s00001173065000c.html|title=サファテMVP 外国人投手ではスタンカ以来球団53年ぶり|work=スポニチ Sponichi Annex|publisher=スポーツニッポン新聞社|accessdate=2017-11-21}}</ref>。最優秀選手の発表は[[NPB AWARDS]]で行われたことから、式の出席のためだけに来日した<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20171121/haw17112105040002-n1.html 妻に感謝!MVPの鷹・サファテ、往復30時間の強行来日で表彰式出席] [[サンケイスポーツ|SANSPO.COM]] 2017年11月21日</ref>
'''{{by|2018年}}'''、開幕直後に股関節の張りを訴え4月18日に出場選手登録を抹消され、検査のためにアメリカに帰国<ref>[https://www.nikkansports.com/baseball/news/201804180000578.html ソフトバンク・サファテ帰国「投げていくの難しい」] 日刊スポーツ 2018年4月18日</ref>。同月中にコロラド州の病院で右股関節鏡視下関節唇修復術を受けた<ref>[https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/04/28/kiji/20180428s00001173128000c.html ソフトBサファテ 手術無事終了 今季中の復帰は微妙] スポニチ 2018年4月28日</ref>。同年中に戦列に復帰することはできず、6試合1勝5セーブで終わり、[[日本プロ野球名球会|名球会]]入りの基準である通算250セーブまで残り16セーブとしている。
== 選手としての特徴 ==
[[File:Dennis Sarfate on February 13, 2012.jpg|thumb|200px|right|サファテの投球フォーム]]
長身と真上から振り下ろす[[オーバースロー]]から投球割合の8割近くを占める平均球速94mph(約151km/h)、最速100mph(約161km/h。メジャーでの最速は99mph、日本での最速は159km/h<ref>{{
広島移籍後は制球が向上し、2011年には与四球率2.37を記録、また同年途中からは[[フォークボール]]も覚えた<ref>『週刊ベースボール』2011年55号、ベースボール・マガジン社、雑誌20441-11/28、46頁。</ref>。
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== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
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