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| colspan="3"| 工事関係諸費
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直接経費のうち主要な費用は機械経費であって, これは工事を施工するために必要な機械の使用に要する経費で,機械損料と運転経費で構成される。
 
機械の運転経費は燃料等のエネルギーに要する費用と、運転手,助手等の運転作業に要する労務費で構成される一方,機械損料は機械の使用料で時間当り,または日当りの金額で算定され,損料の構成は定期整備費、現場修理費、償却費用、機械管理費の各費用で成立つ。
この機種別損料は旧建設省が実態調査により定める「請負工事機械経費積算要領」により算定していた。
 
このほか直接経費には,特許使用料および特別技術者の派遣旅費等に要する費用が含まれるとともに,工事施工に必要な[[電力]],電灯使用料,用水用料等の費用も積算される。
 
;建設業の原価計算における、監督者や事務職員などの給料の扱い
[[監督者]]や[[事務職員]]などの給料は、「製造原価のうち、労働力の消費によって発生する原価」という定義上は[[労務費]]に含まれる。しかしながら、[[建設業]]においては、工事を施工管理する技術職員・事務職員等に支払われる賃金・給与等は、労務費に含まれず、経費の一種である[[人件費]]として計上される。