「グローバル・ポジショニング・システム」の版間の差分

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=== 高周波信号の生成 ===
従来[[水晶振動子]]を用いて生成していた[[PLL]]の基準信号をGPSの受信信号に置き換えることにより、PLLの要素機能をほぼそのまま流用しながら、GPS信号とほぼ同等の精度および安定性を持つ高周波信号の発振回路を作ることが出来る。このような回路は[[:en:GPS disciplined oscillator|GPSDO]]と呼ばれ、基準信号であるGPS信号と同じく時刻および周波数基準に使用されたり、[[:en:QRP operation#QRSS|QRSS]]等の超狭帯域無線通信(おおむね数Hz以下)の信号生成に用いられる。
なお携帯電話([[CDMA2000]]・[[WiMAX]]・[[Long Term Evolution#TD-LTE|TD-LTE]])や[[PHS]]の基地局では、基地局間の同期にGPSタイミング基準信号(1PPS信号)を利用することが規格で定められている。
 
=== 移動を想定しない利用 ===