「ゼロハリバートン」の版間の差分

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日本での正規代理店だった[[大沢商会グループ|株式会社大沢商会グループ]]による取扱いが終了した後、2005年からエース株式会社が販売代理店として提携を結び、2006年12月29日にゼロハリバートンの商標・販売権を買収し、グループ化した<ref>[http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz07q1/522359/ 日経BPnet 2007年1月11日]</ref>。現在はアメリカのゼロハリバートン社が運営し、ソルトレイクシティの工場に加え、[[北海道]][[赤平市]]などにも製造拠点を置き、国内のデパート・専門店で販売を行っている。
 
== 概要 ==
[[File:Zero Halliburton close-up.jpg|260px|thumb|ケース上部近影。]]
1969年、[[アポロ計画]]の際に、月の石を採集するケースとしてゼロハリバートンの鞄が使用された。[[アメリカ航空宇宙局]](NASA)より製造を依頼され、「月面採取標本格納器」と呼ばれたこのケースであるが、宇宙用として特殊に改造したものではなく、当時一般に市販されているケースをやや加工しただけであったという。その頑丈さ・デザインから様々な人物・シーンで使用されており、テロの爆発に遭っても中身が無事であった、等逸話も多い。多くの映画の劇中にも登場し、著名な愛用者に[[ハリウッド]]女優・歌手の[[マレーネ・ディートリヒ]]らが挙げられている。他に、アメリカ合衆国大統領のみが所有を許され、[[核兵器]]に関する重要機密事項が入った黒いブリーフケース(''[[核のフットボール]]'')も、ゼロハリバートン製である。
 
製品のブリーフケースは1946年より、補強のためそのトレードマークでもある2本のプレスラインが入れられるようになった。当初アルミニウムが主流だった製品も、現在では[[ポリカーボネート]]や[[ナイロン]]といった素材を使用したものも用いるようになり、牛革を使用した小物シリーズ(ZCT:ゼロコンツアー)も登場。2008年には創業70周年を記念して、デザイナーの[[ティム・フェントン]]をエグゼクティブデザインコンサルタントに招き、限定モデルを発表した。