「エアバスA300」の版間の差分

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[[イエメン]] [[サヌア国際空港]]<ref name=ASN-database/><br>離陸滑走中にエンジンが破損し、飛び出した破片が燃料タンクを突き破り火災が発生した<ref name=ASN-19820317-0>{{ASN accident|id=19820317-0 |title=ASN Aircraft accident Airbus A300B4-203 F-BVGK San'a International Airport (SAH) |accessdate=2015-10-18}}</ref>。この事故で乗客乗員124人の内乗客1人が負傷者が出てしまったものの、死者はなかった<ref>{{Citation |title=AIRCRAFT ACCIDENT FINAL REPORT. AIR FRANCE. AIRBUS A 300 B4, F- BVGK. SANA'A AIRPORT (YEMEN ARAB REPUBLIC). MARCH 17, 1982 |publisher=[[フランス航空事故調査局]] |date=1984-07-18 |format=PDF |language=English |url=http://www.bea.aero/docspa/1982/f-gk820317/pdf/f-gk820317.pdf}}</ref>。その後、機体は修理不能と判断され登録抹消となった<ref>{{Citation |title=Aircraft Accident Final Report. Air France. Airbus A 300 B4, F- BVGK. Sana'a Airport (Yemen Arab Repubalic). March 17, 1982 |publisher=フランス航空事故調査局 |date=1984-07-18 |format=PDF |language=English |url=http://www.bea.aero/docspa/1982/f-gk820317/pdf/f-gk820317.pdf}}</ref>{{sfn|佐藤|2001}}。これはA300初の全損事故である。
 
A300の最初の死亡事故は、[[1987年]][[9月21日に発生した]]<ref name=ASN-19870921-0>{{ASN accident|id=19820317-0 |title=ASN Aircraft accident Airbus A300B4-203 SU-BCA Luxor Airport (LXR) |accessdate=2015-10-24}}</ref><br>
[[エジプト航空]] 回送便<br>
[[ルクソール国際空港]]に着陸しようとしていた[[エジプト航<br>]]港へA300B4-203が着陸時、滑走路を700メートル超過して墜落した<ref name=ASN-19870921-0/>。同機には乗客は搭乗していなかったが乗員5人全員が死亡した<ref name=ASN-19870921-0/>。これはA300初の死亡事故である
 
A300の事故・事件のなかで最も多くの犠牲者が発生したのは[[イラン航空655便撃墜事件]]である<ref name=ASN-statistics/>。1988年7月3日、[[アメリカ海軍]]の[[ミサイル巡洋艦]]が発射した[[ミサイル]]によって[[イラン航空]]のA300B2-200が撃墜され、乗客と乗員合わせて290人全員が死亡した<ref name=ASN-statistics/>。そのほか100人以上の犠牲者が発生した事故には、1992年9月28日に発生した[[パキスタン国際航空268便墜落事故]]、1994年4月26日に発生した[[中華航空140便墜落事故]]、1997年9月26日に発生した[[ガルーダ・インドネシア航空152便墜落事故]]、1998年2月16日に発生した[[チャイナエアライン676便墜落事故]]、2001年11月12日に発生した[[アメリカン航空587便墜落事故]]がある<ref name=ASN-database/>。このうち、パキスタン国際航空268便とガルーダ・インドネシア航空152便の事故はA300B4によるもので、それ以外はA300-600Rによる事故である<ref name=ASN-database/>。