「覆面レスラー」の版間の差分
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[[File:Rey1 DownNDirty.JPG|thumb|300px|right|[[レイ・ミステリオ・ジュニア|レイ・ミステリオ]]]]
'''覆面レスラー'''(ふくめんレスラー)は、素顔がわからないように頭部や顔などの一部または全体を[[覆面]]で覆い活動する[[プロレスラー]]のことである。'''マスクマン'''とも呼ばれる。多くの場合
== 覆面レスラーの正体 ==
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[[ミル・マスカラス]]に代表されるメキシコのプロレスや、ザ・デストロイヤーの影響で[[日本]]の団体でも覆面レスラーは多く存在する。海外武者修行からの帰国や長期休養明けを機に覆面レスラーになったり、既存レスラーのてこ入れ策として[[ギミック (プロレス)|ギミック]]変更の一環で行われる。
日本の覆面レスラーの特徴としては、デビュー以降は比較的早い段階でその正体がわかることが多い。[[獣神サンダー・ライガー]]の様に、所属団体がその正体を公式に明かすことはしなくても多くのファンが知っている場合も存在する。また[[ザ・グレート・サスケ]]など、当初から正体を明らかにしていた覆面レスラーも存在した(ただし現在は本名非公開)。[[三沢光晴]]の2代目[[タイガーマスク (プロレスラー)|タイガーマスク]]などはデビュー戦の段階で多くのファンに正体がわかっており、ミサワ
地方発のプロレス団体には覆面レスラーを多数起用して旗揚げするケースも多い。特に設立者自らが覆面レスラーである場合がほとんどで、彼等は団体の人気を一手に引き受ける「顔役」となるケースが大半である。大阪プロレスの[[ブラックバファロー]]や[[くいしんぼう仮面]]は、元みちのくプロレスの[[スペル・デルフィン]]が中心となって打ち立てたキャラクターである。弱小インディー団体で大成しなかったレスラー達に分かり易いキャラクターを与えて多くの選手を再生させた事により、大阪プロレスはレスラー再生工場などと言われた事もあった。
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覆面が誕生した当時は、デザインも非常にシンプルなものだった。しかし覆面レスラーが認知されるにつれ、ラメ入りの生地や[[フェイクファー]]などの飾り、目や口の部分にメッシュ素材(中からは外が透けて見えるが、外からは中が見えにくい)を使うなど、その意匠も凝ったものになってきた。こうした覆面はファン向けにレプリカが作られることも多く、特に本物と同じ素材で作られたものは数万円で売られる。
また、ミル・マスカラスのように、覆面のデザインやカラーリングをあえて統一せず、多彩な種類で見る側の目を楽しませるものもいた。マスカラスは試合用の覆面の上にオーバーマスクをかぶり、入場後そのオーバーマスクを観客席に投げ入れるというファンサービスも行っていた(現在はレイ・ミステリオ、[[BUSHI]]がほぼ同じパフォーマンスを行っている)。[[丸藤正道]]など普段は素顔で試合をする選手でも、入場パフォーマンスとして覆面を被り、試合前に脱ぎ捨てる場合もある。
なお、試合以外で覆面レスラーとして公の場に出る際には、プライベート用の覆面を着用することが多い。プライベート用は食事がとりやすいよう口の部分が大きく開き、着脱しやすいようヒモではなく[[線ファスナー|ファスナー]]で締める、などの工夫が見られる。一方で[[タランチェラ]]のように試合以外では素顔になる選手も稀に存在する。
== その他 ==
* [[アルベルト・ロドリゲス|ドス・カラス・ジュニア]]
== 脚注 ==
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