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36.11.224.216 (会話) による編集を取り消し。ウィキペディアの記事名は平仮名の「おたく」なので
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実業家の[[武井信也]]は、自分が高校生の頃に主催していた[[パソコン通信]]のコミュニティーで発祥し、パソコン通信を介して伝播していったものであるとする説を主張している<ref>{{Harvnb|武井|2013|Ref=CITEREF武井2013|pp=86,202}}</ref>。武井の主張によれば、元はコミュニティーの参加者が仲間に見せるために配信した創作物に対するコメントとして使われはじめたもので、当初は「もえー!!」という平仮名表記が使われていたとしている<ref>{{Harvnb|武井|2013|Ref=CITEREF武井2013|p=202}}</ref>。
 
== 「萌え」とヲタクおたく ==
「萌え」は[[ヲタクおたく]]の代名詞的なキーワードとみなされ、複数の評論家によるおたく論の中で、おたくの定義と結びつけられてきた<ref name="榎本2009_pp18-19" />。
 
ただし、ヲタクおたくの興味の対象はさまざまであり、興味の対象に「萌え」を感じる者もいれば、感じない者もいる<ref name="榎本2009_p20" />。またフィクション作品においては、[[ステレオタイプ]]な人物像として「萌えー、萌えー」と叫ぶおたくがしばしば登場するが、これらは誇張されたものであり実情とは異なる<ref name="榎本2009_p16" />。現実においてはおたく同士の会話に用いられることはあっても、日常的な会話や独り言として多用されるほどではない<ref name="榎本2009_p16" />。
 
== 「萌え」の社会現象化 ==
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=== 経済的価値への注目 ===
[[浜銀総合研究所]]の調査によると、2003年度のコミック・ゲーム・映像などの「萌え」関連商品の市場規模は888億円に達した<ref name="itmedia20050520" />。また、地域おこしのPRとしても利用されるようになったケースもある(詳細は[[萌えおこし]]の項を参照)。しかし、「萌え市場はあくまでもおたく向け。オタクおたくが増えない限り成長はなく、数年で数倍、という伸び方はしない。10人に1人がおたくになる時代は来ないだろう」という否定的分析もあり、萌え市場がこれ以上は成長しないとされている。
 
しかし、近年はオタクおたくを名乗る人が増えており、[[マイナビ]]が2016年卒業予定の大学生・大学院生を対象にした「2016年卒マイナビ大学生のライフスタイル調査」によると、約2.7人に一人は自分のことを「オタクおたく」だと思っているという調査結果が出ている。
 
== 「萌え」を巡る議論 ==