「真空地帯」の版間の差分

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=== 概要 ===
[[1952年]]2月に刊行された[[野間宏]]の書き下し長篇小説『真空地帯』を原作として、[[山形雄策]]が脚色した。[[キネマ旬報]]第6位、第3回[[ブルーリボン賞 (映画)|ブルーリボン賞]]ベストテン2位、[[日本放送協会|NHK]]日本映画委員会選出ベストテン9位<ref>[http://blog.livedoor.jp/michikusa05/archives/51218150.html ふらり道草 (Ⅴ) : 幻映画館(28)「真空地帯」]</ref>、平成元年(1989年)「大アンケートによる日本映画ベスト150」([[文藝春秋]]発表)第67位。監督の[[山本薩夫]]は、すでに東宝で演出家として働いていた[[1945年]]に[[千葉県]][[佐倉市]]の[[千葉連隊区|佐倉連隊]]に二等兵として入営。中国で内務班に送られ、上官からの理不尽な私的制裁を受けた。映画の撮影にあたっては、終戦後も残されていた佐倉連隊の元兵舎が使用された<ref>[http://www.rekihaku.ac.jp/events/o060704.html 国立歴史民俗博物館 「佐倉連隊にみる戦争の時代」]</ref>。
 
=== 映画のあらすじ ===