「未熟児」の版間の差分

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'''未熟児'''(みじゅくじ)とは、[[早産]]などで出生時の体重が2000[[グラム|g]]未満もしくは生活能力が特に薄弱の[[低出生体重児]]のことである。しかし、[[妊娠高血圧症候群]]による[[子宮内発育遅延]]の場合など、出生体重が小さくても在胎週数が長い場合、出生した児は未熟とはいえない。未熟というためには呼吸機能、哺乳能力、神経学的所見など児に備わった生命機能が、胎外での生活に十分適応できるかどうかを評価すべきだからである。
このため、現在は未熟児という用語は正式の医学用語としては用いられず、「[[早産児」「]]」「[[低出生体重児]]などと区別してこれらの用語を組み合わせて用いる。
 
心肺機能をはじめとする循環器系の疾患や[[口唇口蓋裂]]を伴っている場合も多く、これがもとで発育が遅れたり、言語の習得に障害となる場合があるので、未熟児センターや[[小児専門病院]]において継続的に加療を行うことが多い。
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[[Category:産科学]]
[[Category:新生児学]]
[[Category:小児科学]]
[[Category:子供]]