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[[消防士]]の父の元、大津市仰木で第二子として誕生。[[大津市立仰木小学校]]2年時に仰木スポーツ少年団で[[軟式野球]]を始め、6年時に[[一塁手]]として全日本学童大会ベスト16に進出した。小学校卒業後、[[中高一貫校]]の[[比叡山中学校・高等学校|比叡山中]]へ進学、軟式野球部の外野手兼投手として、2年時に滋賀県大会で優勝し近畿大会に出場する。高校で硬式野球部に入部し、1年秋からベンチ入りして2年春からレギュラーとなる。高校通算47本塁打、春夏共に甲子園出場なし。
 
消防士志望だったが、高校野球引退後にプロ野球選手を志望し、[[AO入試]]で[[慶應義塾大学]]を受験するも不合格だった。高校卒業前に複数の大学([[佛教大学]]など)のセレクションや入学試験に合格したものの、大学進学せずに{{by|2013年}}の高校卒業後は予備校に通い、再度AO入試を受けて[[慶應義塾大学]]総合政策学部に合格し、{{by|2014年}}4月の入学と同時に[[慶應義塾体育会野球部|野球部]]へ入部する。なお同級生に[[森下貴裕]]がいる。入部当初は浪人時代のブランクもあり、居酒屋でバイトをしながら練習をするという状況であったが、2年春から[[東京六大学野球連盟|東京六大学野球]]のリーグ戦に初出場すると、続く秋季リーグ戦で初安打と初本塁打を記録。3年生だった{{by|2016年}}からは、レギュラーとなる<ref>{{cite web|url=http://www.nikkansports.com/baseball/news/1753595.html|title=プロ注目慶大・岩見、レベル↑A・ロッド級活躍誓う|publisher=[[日刊スポーツ]]|date=2016-12-18|accessdate=2016-5-11}}</ref>。最終学年だった{{by|2017年}}の秋季リーグ戦では、リーグ史上初の5試合連続本塁打を記録した<ref name="5試合連発">{{cite web|url=https://www.daily.co.jp/baseball/2017/10/09/0010626790.shtml|title=慶大・岩見、東京六大学リーグ初5戦連発!通算20号は岡田彰布に並ぶ歴代3位|publisher=[[デイリースポーツ]]|date=2017-10-09|accessdate=2017-10-15}}</ref>。3年秋の[[明治神宮外苑創建90年記念奉納試合]]で[[東京六大学野球連盟|東京六大学野球]]選抜チームのメンバーに選出。4年時には、[[2017年夏季ユニバーシアード|第29回ユニバーシアード競技大会]]の野球日本代表となる。
[[ファイル:Masaki Iwami-1.jpg|サムネイル|慶應義塾大学時代(2017年5月29日)<ref>平成29年度東京六大学野球春季リーグ戦 早大対慶大3回戦(2017年5月29日撮影)</ref>]]
 
[[2017年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|2017年のNPBドラフト会議]]で、[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]から2巡目で指名<ref>{{cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710260000654.html|title=慶大のエルドレッド岩見、楽天2位に「ビックリ」|publisher=[[日刊スポーツ]]|date=2017-10-26|accessdate=2017-10-26}}</ref>。契約金7,000万円、年俸1,200万円(金額は推定)で入団した<ref name="契約合意">{{cite web|url=http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20171119-OHT1T50191.html|title=【楽天】2位指名、慶大・岩見が契約合意「112キロを超えると動きが鈍くなる」|publisher=スポーツ報知|date=2017-11-20|accessdate=2017-11-20}}</ref>。背番号は'''13'''([[#人物|詳細後述]])。
 
なお、ドラフト会議直前の[[2017年]]10月17日には、東京六大学の秋季リーグ・対[[立教大学硬式野球部|立教大学]]2回戦の第1打席でリーグ連盟新記録のシーズン年間12本塁打を達成記録し、リーグ戦の通算本塁打数が[[高橋由伸]]・[[田淵幸一]]に次ぐ歴代3位の21本、1シーズンの通算本塁打数が[[田中彰 (1982年生の内野手)|田中彰]]に並ぶ歴代1位タイ最多記録に並ぶ7本に達した<ref>{{cite web|url=https://www.asahi.com/articles/ASKBK51TZKBKUTQP011.html|title=ドラフト注目の慶大・岩見、ド派手に21号弾 歴代3位|publisher=[[朝日新聞]]|date=2017-10-17|accessdate=2018-06-07}}</ref>。指名の直後には、チームが7季振り35回目のリーグ優勝を果た<ref>{{cite web|url=http://www.hochi.co.jp/baseball/ama/20171030-OHT1T50259.html|title=【六大学】楽天ドラフト2位の慶大・岩見、涙のV…110キロ巨体3度舞った|publisher=[[スポーツ報知]]|date=2017-10-31|accessdate=2017-11-12}}</ref>。
 
=== プロ入り後 ===
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身長187cm・体重108kgの恵まれた体格に加え、[[ベンチプレス]]150キロ・[[スクワット]]200キロという驚異の身体能力を持ち<ref>{{cite web|url=http://baseballking.jp/ns/58773|title=15年ドラフトで8名がプロへ進むも…今年も六大学野球が面白い!|publisher=[[baseballking]]|date=2016-2-9|accessdate=2017-11-11}}</ref>、大学在学中の2017年7月にはあまりに打球を飛ばすため近隣に迷惑をかけないようにと慶應義塾大学野球部日吉(下田)グラウンドのレフト側にネットが増設された<ref>{{cite web|url=http://www.sanspo.com/baseball/news/20170627/unv17062705010001-n1.html|title=慶大、“岩見ネット”完成へ!右翼には由伸ネット|publisher=[[サンケイスポーツ]]|date=2017-6-27|accessdate=2017-11-12}}</ref>。ライト側には、高橋の在学中に作られた“由伸ネット”があるが、岩見ネットは由伸ネットより3m高い。レフト方向は飛びすぎて危険なため、監督からライト方向に打つように指示が出た。
 
前述したように、慶応大学の4年時には、東京六大学のリーグ戦でシーズン年間12本塁打のリーグ連盟新記録を達成。このシーズンの本塁打率は7.17(67(打数に1本)で<ref>4年生の春季シーズンは49打数で5本塁打、秋季シーズンは43打数で7本塁打、年間通算では92打数で12本塁打。</ref>、リーグ戦で使用する[[明治神宮野球場]][[本拠地]]であとする[[東京ヤクルトスワローズ]]の[[ウラディミール・バレンティン]]がアジアプロ野球記録のシーズン60本塁打を達成した{{by|2013年}}の7.23に匹敵する本塁打率上回っていた。また、本塁打を放った際の打球の飛距離が同じ右打者の[[ブラッド・エルドレッド]]([[広島東洋カープ]])に匹敵するほど長い<ref>{{cite web|url=http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20170515-01|title=飛距離は広島・エルドレッド級!慶大・岩見雅紀の“おかわり力”|publisher=[[週刊ベースボール]]|date=2017-05-15|accessdate=2018-06-07}}</ref>ことから、「和製バレンティン」「慶応のエルドレッド」などの異名が付いた<ref>{{cite web|url=https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/10/26/kiji/20171026s00001728304000c.html|title=【楽天2位】慶大・岩見 リーグ新5戦連発“和製バレンティン”|publisher=[[スポーツニッポン]]|date=2017-10-26|accessdate=2018-06-07}}</ref><ref>{{cite web|url=https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710260000654.html|title=慶大のエルドレッド岩見、楽天2位に「ビックリ」|publisher=[[日刊スポーツ]]|date=2017-10-26|accessdate=2018-06-07}}</ref>。外野手登録ながら、18年の後半戦から一塁の守備につくことが多くなった。
 
== 人物 ==