「電脳戦機バーチャロン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
321行目:
;DNA : 最も代表的なVR運用組織。元々はDN社所属の軍事組織(Corporate Army)であり、初めてVRが配備された組織。DN社瓦解後、その資産を吸収し受け継いだフレッシュ・リフォーがVRを不良在庫とみなしたため、それを大量に保有するDNAは放逐され、独立法人(要は傭兵部隊)となる。RNAの出現により皮肉にもそのフレッシュ・リフォーによって新型VRの開発を含む様々なテコ入れを受け、大きく息を吹き返す。その組織の大きさゆえに人員の質には大きなばらつきがあり、単騎で戦況を左右するスーパーエースから事なかれサラリー傭兵までピンきりである。主なスポンサーはフレッシュ・リフォーおよびムーニー・バレー(アダックス)。
;S.H.B.V.D. : 0プラントのずさんな開発計画<ref group="注">実際は最高幹部会が現場の要求をことごとく黙殺した揚句、スケジュールの延期を認めなかったばかりか納入までの期日を早めた事による突貫作業を強いた事が原因。</ref>により僅か26機しか生産できなかった第1世代型ライデンを、高級ブランド化することで存在を正当化すべくDNA内に設立された「特殊重戦闘VR大隊(Special Heavy Battle Virtuaroid Division)」が母体の限定戦争代行業者。O.M.G.によるDN社ならびにDNAの混乱の果てに放逐、独立を余儀なくされる。エース級のパイロットが集められ、伝統的にライデンタイプのVRを使用する。彼らが所有する第2世代以降のライデンは一般部隊のものより高品質なものとなっているほか、規律の厳しさや意識の高さからエリート部隊として有名である。「マーズ」に登場するギルやレドンもS.H.B.V.D.の所属である。
;RNA : O.M.G.以降突如出現し、今やDNAと並ぶ代表的な、しかし未だ謎多きVR運営組織。フレッシュ・リフォーによるVR開発禁止令を受け、反フレッシュリフォー派プラントの一部が自身の手掛けた最新VRをDNAの戦闘興業に乱入させ、半ば愉快犯的に悶着を起こすような事態が度々発生した、それらの半ばテロリストのようなグループ同士が互助関係を結び、さらに彼らの支援団体も加わる形で誕生したのがRNAと呼ばれる軍事組織である。それまで唯一のVR運用組織であったDNAの対抗勢力となり、戦争商品として問題視されていたVRの市場価値を爆発的に高める結果をもたらした。DNAに比べ組織規模としては小さいが、出現当初より非常に優れたVR運用システムを持っており、また所属員のモチベーションも総じて高いため戦闘能力は高い。主なスポンサーはトランスヴァールおよびTSCドランメン。火星戦線支部としてmRNA(マーズRNA)が存在する
; Vital Bros.
: 火星南極戦域で名を馳せたRNA擁する精鋭部隊の1つ、全機が第三世代型アファームド系の機体で統一されている。スローガンは「bloody pledge」(血は涙、我らが契)。
; ピース・キーパーズ(PK)
: 限定戦争の火星戦線を開催するにあたり収益の30%がマージナルへ入るがマージナルと地球圏からの入植組織とは折り合いが悪いこともあり、マージナルの所持する独自のVR「マイザー39」による興行中の限定戦争への介入や国際戦争公司を介さないマージナルによる独自のレギュレーションによる違法限定戦争興行が相次ぎ治安の悪化が顕著となった。それらの治安維持を目的としてRNAの火星戦線支部であるmRNAとDNAとで共同で設立された特殊部隊である。設立に当たりPK向けに第3世代型アファームドJ、T、2機種のType XやVOXシリーズではMariko、U-taが開発されている。
;0プラント : DN社により最初に設立され、当初はオーバーテクノロジーの研究を一手に手がけており、プラジナー博士を始めとした優秀な人材を抱え、莫大な研究費が費やされていた。だが、C.I.S.突入実験の失敗、第1世代型ライデンの開発失敗などの重大な損害を及ぼした末に、オリジナル フェイ-イェン逃亡事件がアンベルIVと最高幹部会の逆鱗に触れ、危険分子として解体され、所員全員が勤務期間の記憶抹消という厳罰に処された。オーバーテクノロジーの利用・研究は第1~第9の各プラントに引き継がれる。
;ダンシング・アンダー(1st PLANT DU-01 Dancing Under): 第1プラントとして設立され、ムーンゲートの管理およびそれに類するオーバーテクノロジーの大規模な研究部門を持っていたが、研究部門であり政治力に乏しくO.M.G.後フレッシュ・リフォー陣営に組み込まれると宗主プラントたるフレッシュ・リフォーによるVR開発禁止令に始まるオーバーテクノロジー研究の規模縮小・閉鎖のあおりを受け単なる遺跡の管理組織として再編された、後にV.クリスタル質の強奪を意図したマシュー艦隊(サッチェルマウス)に一時占領されてしまった経歴がある(V.クリスタル質はその際に大量に持ち去られている)。業務の重要性からTSCドランメンは自陣営に加わるよう熱烈に勧誘している模様。