「カシミール」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
8行目:
 
== 概要 ==
カシミールの帰属をめぐって、インドパキスタン・中国の三国、特に印パの対立が絶えない係争地である中世には[[カシュミール・スルターン朝|カシミール・スルターン朝]]が支配し、その時に住民の多くが[[ムスリム]]に改宗したこともあり{{Sfn|小谷汪之|2007|p=133}}、対立の背景には、[[イスラム教]](パキスタン)と[[ヒンドゥー教]](インド)の宗教的な対立がある。日本の学校教育用地図帳ではパキスタから中国へ割譲された地域を除き、印中パ三国の主張するすべての地域を所属未定とし、実効支配線(停戦ラ地域でのン)スラム教系組織による分離独立運動も広義み描く手法がとカシミール問題に含められている。
 
日本の学校教育用地図帳では、パキスタンから中国へ割譲された地域を除き、印パ中三国の主張するすべての地域を所属未定とし、実効支配線(停戦ライン)のみ描く手法がとられている。
中世には[[カシュミール・スルターン朝|カシミール・スルターン朝]]が支配し、その時代に住民の多くがムスリムに改宗した{{Sfn|小谷汪之|2007|p=133}}。
 
=== インド ===
20行目:
パキスタンの実効支配地域は、[[ギルギット・バルティスターン州]]及び[[アーザード・カシミール]]と呼ばれている。
 
=== 中華人民共和国 ===
=== ムスリムの集団による分離独立運動 ===
華人民共和国の実効支配地域は、ラダック地方の東半にあたる[[アクサイチン]]及び[[:en:Shaksgam Valley{{仮リンク|シャクスガン渓谷|en|Shaksgam Valley}}(克里青河谷)]]となっている。
また、カシミール問題と言うときには、インド管理地域内でのムスリムの集団による分離独立運動も指すことがある。
 
=== 中華人民共和国 ===
中華人民共和国の実効支配は、ラダック地方の東半にあたる[[アクサイチン]]及び[[:en:Shaksgam Valley|シャクスガン渓谷(克里青河谷)]]となっている。
 
== 歴史 ==