「電脳警察サイバーコップ」の版間の差分

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== 概要 ==
本作品は東宝が『[[メガロマン]]』(1979年)以来に制作した特撮番組であり{{R|U162}}、同時に従来の特撮番組とは一線を図す要素が多数盛り込まれた作品でもある。尚、東宝は本作終了後、2003年の[[超星神グランセイザー]]までテレビ向け特撮番組を製作することはなかった
 
その要素の最たるものが、当時としては珍しい[[VTR]]方式による撮影である{{Sfn|全怪獣怪人 下|1990|p=238}}{{R|画報|U162}}。既に[[1983年]](昭和58年)放送の『[[アンドロメロス]]』でもVTR方式による撮影は試みられていたが、同作品がスタジオ撮影が主だったのに対し、本作品ではロケーション映像にもVTR方式を活かした画面合成などが行われる{{efn|その一例として、放送当時はまだ着工されて間もない新宿の[[東京都庁舎|東京新都庁舎]]を、1999年という時代設定に合わせて幾度か実景に合成する、といったものが挙げられる。}}など、より進んだ形で採り入れられているのが大きな違いとなっている{{efn|前述の通りVTR方式による制作が行われた作品は過去にもあるが、放送開始前の1988年(昭和63年)9月18日に放送された特別番組『来るぞ! 超SFX!! 電脳警察サイバーコップ』内では、出演していた村石宏實監督が「初のVTR特撮番組である」と説明していた。}}。