「杉浦乗意」の版間の差分

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== 経歴・人物 ==
[[戸田|戸田]][[松平家]]の家臣の子として、[[信濃国|信濃]]の[[松本市|松本]]に生まれる。([[美濃国|美濃]]の加納(現在の[[岐阜市]])で生まれた説もある。)江戸に出後、深川の[[小名木川]]岸の[[蔵屋敷]]に在住し、[[奈良派]]3代[[奈良寿永|奈良利治]]一門の[[奈良寿永]]の弟子になる。号は師匠の推薦により永の字が許可され奈良派4代[[奈良利永]]から因み一蚕堂永春と称したが、後に[[剃髪]]して乗意と改める。
 
平らな[[四分一 (合金)|朧銀]]の下地[[文様]]の輪郭とする部分を一段低く掘り下げ、文様が下地より高くならないようにする「[[肉合彫り]]」と呼ばれる斬新で精密な文様の表現を創始した。彼が創始した文様の表現は評判になり、後に[[水戸市|水戸]]や[[京都市|京都]]などの装剣金工家に影響をおよぼした。
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== 出典 ==
 
# デジタル版 日本人名大辞典+Plus(講談社)『[https://kotobank.jp/word/杉浦乗意-540981 杉浦乗意]』- [[コトバンク]]
# 朝日日本歴史人物事典(朝日新聞出版)『[https://kotobank.jp/word/杉浦乗意-540981 杉浦乗意]』- [[コトバンク]]