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{{Infobox 人物
|氏名 = 辛 淑玉
|ふりがな = シン
|画像 = <!-- 画像ファイル名 -->
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|出生名 =
|生年月日 = {{生年月日と年齢|1959|01|16}}
|生誕地 = [[東京都]]{{要出典範囲|[[渋谷区]]|date=2017年7月}}<ref>辛淑玉氏著書『鬼哭啾啾』第1章・離散家族の運命/ページ14・18より</ref>
|没年月日 = <!-- {{死亡年月日と没年齢|XXXX|XX|XX|YYYY|YY|YY}} -->
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'''辛 淑玉'''(シン
== 生い立ち ==
1959年1月16日、[[東京都]]<ref>{{Cite web|url=https://www.sbrain.co.jp/keyperson/K-2639.htm|title=辛淑玉 プロフィール|publisher=システムブレーン|accessdate=2017-08-15}}</ref>生まれ。父は在日二世の辛開星(シン・ケソン/新山開一)、母は金癸仙(キム・ケソン/金海桂子)。日本名は「新山節子」を名乗っていた<ref>『愛と憎しみの韓国語』(辛淑玉、2002)</ref>。4歳の頃、朝鮮人は幼稚園に入園できないと断られたことを契機に自身を朝鮮人であると強く自覚するようになった。<ref>辛淑玉『せっちゃんのごちそう』[[日本放送出版協会|NHK出版]]、p.63</ref> 父親は韓国籍<ref>「在日朝鮮人に韓国々籍」「韓国政府は十日の閣議で在日朝鮮人に[[大韓民国国籍法|韓国国籍]]の[[国籍]]を与え、その[[人権]]および[[財産]]に保護を与えることに決定した」1951年(昭和26年)10月11日 [[朝日新聞]]</ref>であるが、小学校3年のときに[[在日本朝鮮人総聯合会|朝鮮総聯]]活動家の「朝鮮学校は、貧しい人にはちゃんと昼食を支給します」の言葉を信じ、[[朝鮮学校]]に転校した<ref>前出『せっちゃんのごちそう』、p.59 ただし、実際は昼食の支給はなかった。</ref><ref name="futoko20100712">{{Cite news | url = http://www.futoko.org/special/special-29/page0712-696.html | title = 辛淑玉さんインタビュー1 | work = 不登校新聞 | publisher = [[全国不登校新聞社]] | date = 2010-07-12 | accessdate = 2017-02-11 }}</ref>。
朝鮮学校で辛はいじめの対象となり<ref name="futoko20100712" />、[[日本]]の[[小学校#日本の小学校|小学校]]に入学後に半日本人を意味する蔑称である「[[チョッパリ|パンチョッパリ]]」と呼ばれ、"総括"と呼ばれる反省会の場で毎日のように自己批判をさせられた<ref name="futoko20100712" /><ref>前出『せっちゃんのごちそう』、p.80</ref>。[[ジーパン]]を穿いていたというだけで活動家から暴行された。[[ヘルニア]]を患っているのはこれが原因であるという<ref>[[朝日新聞]]の土曜版beの青面<!--発行年月日?--></ref>。
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[[2009年]][[11月18日]]、[[日本の慰安婦|日本軍慰安婦]]問題の立法解決を求める緊急120万人署名の賛同人になる[http://www.jca.apc.org/ianfu_ketsugi/120.html]。
[[2017年]][[1月2日]]に放送された[[東京メトロポリタンテレビジョン|TOKYO MX]]テレビの『[[ニュース女子]]』において、番組内で[[人権]]名誉を傷つけられたとして、放送局に対し、同番組内での訂正放送と謝罪、同放送局の報道番組での検証結果の報告、再発防止策の公表などを求め、同時に[[放送倫理・番組向上機構]](BPO)に対しても審議を申し立てた。この審議申し立てに対し、ニュース女子の取材を受けて番組に出演していた「[[琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会]]」代表運営委員の[[我那覇真子]]ら3名が、同年2月13日付で公開質問ならびに公開討論を申し入れる公開討論申し入れ状をのりこえねっと共同代表の辛宛に送り付けたが、我那覇らは[[ケント・ギルバート]]と共に2月24日に記者会見を開き、回答期限の2月22日の時点でのりこえねっと側からの回答が届いていないことを発表した。この申し入れ状に対し、辛は同4月4日に[[さいたま市]]で開かれた公演会において、「読んでいません。私、忙しいから時間がない」などと
[[第48回衆議院議員総選挙]]では日本共産党の[[池内さおり]]を「日本の希望」と評して支援を行ったが、池内は小選挙区で落選し、比例復活もできず議席を失った<ref>池内さおりホームページ 「私たちは応援します」[http://www.saori-ikeuchi.com/]</ref>。
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[[世界 (雑誌)|世界]](電子版)に2018年3月から「デルクイ」を連載。
2018年3月、[[石井孝明 (ジャーナリスト)|石井孝明]]にツイートで[[スパイ|スリーパーセル]]呼ばわりされ提訴し、12月に55万円の賠償命令を勝ち取った<ref>[https://www.asahi.com/articles/ASLDT61KQLDTUTIL03L.html 辛淑玉氏を「工作員」と中傷、ジャーナリストに賠償命令] 朝日新聞2018年12月25日</ref>が、額が請求の十分の一に減額されていたため控訴<ref>{{twitter status|norikoenet|1078486033031778304}}</ref>。
== 活動 ==
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== 批判 ==
[[前田日明]](元在日韓国人、[[1984年]]に[[帰化]])は、「名前を出して悪いんだけど、辛淑玉さんなんか見てると、情けなくなってくる。差別されたとか、日本は加害者だとか言うだけで、それだけ叫び続けて一生を送るのかなと思うと、とてもおれは共感できない。」と批判した<ref>
[[鄭大均]](在日外国人、[[韓国系日本人]])は、[[金嬉老事件]]における辛の発言を引き合いに出して「[[メディア]]に登場する在日のなかで、[[姜尚中]]と辛淑玉ほど違和感を覚える人間はいない。辛淑玉に関して言えばその歯に衣着せぬ語り口はいいのだが、思いつきやデタラメが多すぎるのではないか」「在日コリアンの被害者性という現実的であるかもしれないが非現実的であるかもしれない状況に、自己を憑依してものを語る傾向がある」「辛淑玉の一見奔放な語り口が、驚くほど古風な被害者的立場や対抗主義的立場との見事な整合性を維持している」と批判した<ref>「在日・強制連行の神話」文春新書、p.193</ref>。
[[山際澄夫]]は、[[朝日新聞]]で辛が[[特定秘密保護法]]は外国人差別を増長させる危険性があると述べたことに対して「あえて言うのもばかばかしいくらいだが、特定秘密保護法は[[公務員]]や機密にかかわる職務の人間の秘密漏洩防止が目的であり、外国人差別が目的ではない」と反論し、「『朝日文化人』の[[デマ]]と[[妄想]]」と批判した<ref>[http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140225-00010000-will-pol&p=6 特定秘密保護法 「朝日文化人」のデマと妄想【山際澄夫】][[WiLL (雑誌)|WiLL]] 2014/2/25</ref>。
[[杉田水脈]]は、辛がたちあげた「石原やめろネットワーク」は「[[左翼]]の巣窟」という場所に存在しているとし、「日本には激しいマイノリティ差別がある。アイヌ民族、同和部落、在日韓国人・朝鮮人、そして琉球民族だ」などと発言することは、自身が「差別」を創作する「被害者ビジネス」でしかなく、「これらのマイノリティ差別を利用した被害者ビジネスを国内で実施している人たちも、慰安婦問題などの反日プロパガンダを世界で広げる人たちもすべてつながっている」と述べている<ref>[http://www.sankei.com/politics/news/170402/plt1704020001-n3.html 森友学園に絡む左翼勢力は、反基地闘争や反日プロパガンダと1本の線でつながるのです] [[産経新聞]] 2017年4月2日</ref>。
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{{デフォルトソート:しん すこ}}
[[Category:
[[Category:週刊金曜日|人しんすこ]]
[[Category:東京都区部出身の人物]]
[[Category:1959年生]]
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