「レッドアロー」の版間の差分

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特急券は、沿線の主要駅の窓口、停車駅に設置される特急券専用[[自動券売機]]、[[ジェイティービー|JTB]]グループの店舗(取り扱いのない店舗あり)などで発売している<ref>西武鉄道公式サイト「[http://www.seibu-group.co.jp/railways/redarrow/buy-info/index.html 特急券予約・購入のご案内]」による。なお、JTBは持株会社であることから、[[ジェイティービー#地域総合型会社|JTB地域会社店舗]]や[[JTBトラベランド]]での発売となる。</ref>。また、特急券の[[インターネット]]予約サービスも実施しており、予約した特急券を西武線各駅に設置されているタッチパネル式自動券売機(小竹向原駅を除く)で購入することが可能である。かつては[[押しボタン式電話機#トーンダイヤル方式|プッシュホン]]による予約サービスも実施していた。
 
[[2013年]](平成25年)[[6月9日]]からは、チケットレスサービス「Smooz」が開始された<ref>{{PDFlink|[http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2013/__icsFiles/afieldfile/2013/05/31/20130531ticketless.pdf 〜 6月9日(日)からサービス開始!特急レッドアロー号チケットレスサービス「Smooz」]}} - 西武鉄道ニュースリリース 2013年5月31日</ref>。これは、スマートフォン、携帯電話、パソコンからインターネットを利用して、登録したクレジットカードで「特急ポイント」を積み立てて「ネット特急券」を購入し乗車できるサービスである。これに伴い、特急電車に乗務する車掌には専用の端末が支給され車内改札を簡略化したことで、乗客と車掌、双方の負担が軽減された。
 
== 列車名および主な運行区間 ==
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=== 池袋線・西武秩父線 ===
; [[ちちぶ (列車)|ちちぶ]]
: 1969年 – 。[[池袋駅]] - [[西武秩父駅]]
; むさし
: 1973年 – 。池袋駅 - [[飯能駅]]
: 1976年から1993年までは、西武新宿駅 - [[所沢駅]]・本川越駅間で運行される特急も「むさし」と称していた。
: 高麗[[巾着田]]の曼珠沙華開花時期や[[秩父夜祭]]などの際は、「むさし」の名称のまま西武秩父駅まで延長運転される場合がある。2016年4月1日から、祝日を除く毎週金曜日の池袋駅22時30分発も「むさし」の名称のまま西武秩父まで運する。
:
; ドーム(スタジアムエクスプレス、ローズエクスプレス)
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=== 新宿線 ===
; [[小江戸 (列車)|小江戸]]
: 1993年 –。[[西武新宿駅]] - [[本川越駅]]
 
=== 過去の列車名および運行線区 ===
; こぶし
: 1969年 – 1973年。池袋駅 → 西武秩父駅
: 1969年から1973年まで、休前日の夜間に運転されていた。池袋駅発のみ設定。終着の西武秩父駅到着は深夜となっていたため、[[夜行列車]]に分類されている場合もある。なお、西武鉄道の夜行列車は2015年から、臨時列車に限り2015年にで運行を再開している([[#臨時列車|夜行臨時特急]]の記述を参照)。
; おくちちぶ
: 1976年 – 1993年。西武新宿駅 - (所沢駅) - 西武秩父駅
: 1976年から1993年までの休日運転。「小江戸」の運転開始と同時に廃止。その後2014年より期日限定で同じルートの臨時列車として運行されている。
: 1993年 – 1998年。池袋駅 - 西武秩父駅
: 1993年から1998年までの土曜・休日運転。「ちちぶ」とは停車駅パターンが異なり、[[入間市駅]]を通過し、[[芦ヶ久保駅]]と[[横瀬駅]]に停車していた。
 
=== 臨時列車 ===
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== 駅施設 ==
池袋駅・飯能駅・本川越駅 西武秩父駅および[[入間市駅]]の下りホームには、「レッドアロー」専用の[[プラットホーム]]がある。このうち、西武秩父駅のそれは1973年に追加で設置したものである。
 
== 沿革 ==
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2014年3月17日付の朝日新聞では、横浜方面から飯能・秩父方面への観光需要の喚起を目的として、レッドアローの元町・中華街駅への乗り入れの検討を始めることが発表された<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASG3G5VJ8G3GUTNB00X.html?ref=tetsudocom 埼玉)西武鉄道、レッドアロー号横浜直通を検討](朝日新聞埼玉版 2014年3月17日発信)</ref>。
 
乗り入れ先となる事業者のうち東京地下鉄では[[東京メトロ千代田線|千代田線]]で有料特急を運転しているが、東急と横浜高速鉄道は有料特急を設定しておらず特急料金の制度もないため、料金制度を改訂する必要が生じる。また車両面では[[地下鉄等旅客車|地下鉄対応車両]]でないと走行できない区間が含まれるが、現行の10000系は地下鉄対応車両になっていない<ref>[http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1404/11/news038.html 杉山淳一の時事日想:横浜発~秩父行き「メトロレッドアロー号」は実現するか - ITmediaビジネスONLINE]</ref>。またその後継となる001系で特急形車両に東京メトロ・[[列車便所]]が装備されているが、東急・横浜高速鉄道とも列車便所用直通対応準備工事がされ汚物処理施設を保有していないため、それらの処理の問題も生じる。
 
その後、2016年にデュアルシートを装備した通勤形車両の[[西武40000系電車|40000系]]を使用した有料の座席指定列車「[[S-TRAIN]]」が、2017年3月25日より東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線に乗り入れている<ref>{{PDFlink|[http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2016/__icsFiles/afieldfile/2016/06/16/20160616_zasekisiteisouchoku_1.pdf 2017年春 座席指定制の直通列車を導入します!]}} - 西武鉄道・東京地下鉄・東京急行電鉄・横浜高速鉄道プレスリリース、2016年6月16日、同日閲覧。</ref><ref>{{Cite web|title=2017年3月25日(土)から「S-TRAIN」運行開始!|publisher=西武鉄道|url=http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/2016/__icsFiles/afieldfile/2017/01/10/s-train.pdf|date=2017-01-10|accessdate=2017-02-07}}</ref>。なお、2019年に登場した特急車両の001系は、正面に非常用貫通扉を装備するなど東京メトロ・東急・横浜高速鉄道への直通対応準備工事がされている
 
なお、有料特急列車を設定していない他社線にそれを乗り入れる構想のある大手私鉄は他にも[[近畿日本鉄道]]が[[近鉄特急|同社の特急]]の[[阪神電気鉄道|阪神]]・[[山陽電気鉄道]]への<ref>その後、2014年3月から団体専用列車で阪神電気鉄道への乗り入れを開始している</ref>、[[京成電鉄]]の[[スカイライナー]]の[[都営地下鉄浅草線]]・[[京浜急行電鉄|京急]]への乗り入れ構想がそれぞれ存在する。