「フェイザー」の版間の差分

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この「ナディオン」という単語はスタートレック劇中においても比較的よく聞くことができる。宇宙艦のセンサーがナディオン放射を探知した場合、それはフェイザーおよび類似兵器のディスラプターの発砲に由来する可能性が高いため、武器サインととらえられるためである。
* 余談ではあるが、ナディオンとフシギノウミは日本アニメの「ふしぎの海のナディア」からとられている。スタートレックにはその他にも「惑星ケイ、ユリ、トトロ(「ダーティペア」「となりのトトロ」より)」「ノーシカン人(「風の谷のナウシカ」より)」「アキラ級宇宙艦(アニメ映画「アキラ」より)」など、かなりマニアックな日本ルーツの名称が使われており、探してみても面白い。
 
=== 分類 ===
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またTNG最終話において登場した、可能性の未来における25年後のU.S.S.エンタープライズDは第1船体下部に全長200m近い大型砲身を持つスーパーフェイザーキャノン(フェイザースパイラルランス)を搭載していた。このスーパーフェイザーキャノンの破壊力は絶大で、クリンゴン帝国のネグヴァー級戦闘艦の船体をたやすく撃ち抜き撃墜したほどであった。
 
=== 類似兵器  ディスラプター ===
同様のナディオンビーム兵器にディスラプターという武器がある。ディスラプターはクリンゴン、ロミュラン、ブリーン、カーデシア、ボーグといったいわゆる交戦的種族が用いる武器で、黄~オレンジ色のフェイザービームに対して緑~青白いビームとなっている。フェイザーとディスラプターの明確な違いは明らかにされていないが、登場人物の会話から推察するとディスラプターのほうがより熱量や爆発力が強いと思われる。(TNG139話「謎の蒸発事件」、劇場版第7作「ジェネレーションズ」等)
 
スタートレックの世界には使用する素粒子ビーム兵器がフェイザー派の種族とディスラプター派の種族がおり、主人公と敵対する種族はおおむねディスラプター派である。なおディスラプターはフェイザーのようなビーム式と、光子魚雷のような光弾式がありどちらもよく用いられる。
 
=== 類似兵器  フェイズ砲 ===
22世紀半ばを舞台とするシリーズ『[[スタートレック:エンタープライズ]]』の深宇宙探査艦[[エンタープライズ (スタートレック)#エンタープライズ NX-01|エンタープライズNX-01]]には、「フェイズ砲(Phase cannon)」という武器が搭載されている。正確には「位相変調エネルギー兵器(phase modulated energy weapon)」といい、おそらくはフェイザーの原型となった技術であると思われる。ただし威力は低く、異星人からは「低レベルの素粒子ビーム兵器」と呼ばれたこともあった。
 
ENT12話「言葉なき遭遇」において、エンタープライズNX-01の機関クルーが所属不明の不審船に対抗するために急遽完成させたこの兵器は一砲門あたり500GJ([[ギガ]][[ジュール]])の出力を持ち、月に似た無大気の惑星で発射実験を行ったところ、突貫作業のせいでオーバーロードを起こし、[[デナリ|マッキンレー]]山ほどの山(標高6200m)を跡形も無く消し飛ばした。
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== 脚注 ==
<references />
 
== 外部リンク ==
*[http://www.m-nomura.com/st/phaser.html Star Trek科学技術解説]
 
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