「愛知長久手町立てこもり発砲事件」の版間の差分

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Dr jimmy (会話 | 投稿記録)
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午後9時20分過ぎ、SIT、SAT、機動捜査隊員計25人が盾や銃を構えつつ気付かれないように民家に近づいた。この際、[[防弾]]機能のある特殊車両については男に気付かれてはならないとの判断から、計画よりも数メートル手前に停車させた。車両が手前に停車した結果、SAT隊員3人は特殊車両の前に出て援護することとなった。救出部隊はそのまま巡査部長の倒れている民家の出入り口へと向かい、SAT隊員3人は駐車していた捜査車両に身を隠しつつ援護を行う。
 
作戦通り救出部隊が倒れている巡査部長を救出し、SATのいる後方に搬送していた際、犬の鳴き声により警察官の接近に気付いた男が民家の窓から救出部隊に向かって拳銃を発砲。後方支援のため捜査車両の間で機関拳銃を構えて警戒していたSAT隊員左鎖骨部に被弾した。このSAT隊員は[[ボディアーマー|防弾チョッキ]]を着用していたが、銃弾は左鎖骨跳弾して方向を変え、防弾チョッキの防弾効果がない胸と背中との繋ぎ部分を貫通、首筋の左鎖骨下部から入り上行大動脈を貫通した。救急車で搬送されたが、外傷による[[心不全]]([[心タンポナーデ]])のため5月18日午前0時頃に病院で死亡した。弾丸は体内から見つかった。救出された巡査部長は命に別状はなかったものの、外傷性[[クモ膜下出血]]などの重傷であり、半身不随の[[後遺障害]]が残った。
 
報道によれば、SATは巡査部長救出の際、民家敷地に犬がいることを知らされておらず、前線本部からは「発砲してきて、犯人の姿がみえたら発砲しろ」と命令されていた。隊員が撃たれた際、男はブラインド越しに銃撃しており、姿が確認できなかったため、これに応戦する形での射撃は行われなかった<ref name=bunshun20070531/>。