「朝鮮語」の版間の差分
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朝鮮語の語彙は大きく分けて[[固有語]]、[[漢字語 (朝鮮語)|漢字語]](古典中国語系語彙)、[[外来語]]の3つの階層から成り立っている。特に韓国における朝鮮語の外来語のほとんどは英語であり、固有語の上に漢字語(古典中国語系語彙)と英語などの欧米系借用語の2つの上層を持つという意味において日本語やベトナム語に似た語彙構造を持っているということができる。それぞれの階層の語が語彙全体の中で占める割合を日本語と比べた場合、固有語と外来語は割合がやや少なく、漢字語は割合がやや高い。
1層目の固有語は古来
2層目の漢字語は概して中国語由来の語彙である。まず伝統的な語彙に見られる漢語は[[中国]]との長い間の接触によって時々の中国語から直接に借用され、または国内で韓国製漢語として造語された。近代以降は日本留学生が和製漢語を取り入れ始め、和製漢語に翻訳された西洋の近代用語を中心に漢字表記語の借用が行われた。日本語から流入した漢字表記語には、日本語においても音読みの「漢語」として存在したものだけでなく、「取扱」(とりあつかい)→{{lang|ko|취급}}{{ipa|chwigɯp}}、「引下(げ)」(ひきさげ)→{{lang|ko|인하}}{{ipa|inha}}のように日本語では訓読みをしたものも含まれる。
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