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奨励会では1級まで昇級したが、5年在籍したのち2003年8月に2級で退会。
 
同年9月1日に5年ぶりに女流棋士に復帰。休会前の成績<ref group="注">奨励会の対局開始は9月であったが、不戦敗が生じないところまでは指しており1998年の第25期[[女流名人位戦]]B級リーグ第9回戦([[12月2日]])で勝って7勝2敗とし、A級リーグ昇級・女流初段昇段に相当する成績を残していた</ref>により、女流初段に昇段しての復帰となった。ただし女流名人位戦は予選から参加した。
 
2006年の第11回[[鹿島杯女流将棋トーナメント]]では決勝で[[中村真梨花]]を破り公式戦初優勝。これにより女流二段に昇段する。この期をもって終了した同棋戦の最後の優勝者となった。また2008年の初のネット棋戦・第1回[[大和証券杯ネット将棋・女流最強戦|ネット将棋・女流最強戦]]では、決勝で[[矢内理絵子]]女流名人を破り初代優勝者となる。また2006年度の第33期[[女流名人戦|女流名人位戦]]でA級リーグに昇級すると2012年度の39期まで7年連続で残留した。
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2012年の第23期女流王位戦五番勝負では里見三冠に3連敗して失冠。保持していたタイトルを失った。
 
しかし翌2013年の第24期女流王位戦では挑戦者決定戦で勝利しタイトル戦に再挑戦。相手は直前の第6期[[マイナビ女子オープン]]で史上初の女流五冠になり、女流六冠をねらう里見香奈であったが、5月からの五番勝負はフルセットの末、3勝2敗で女流王位を奪還<ref>{{cite web|url=http://kifulog.shogi.or.jp/joryuoui/2013/06/post-5437.html|title=甲斐 女流王位に返り咲く|work=女流王位戦中継Blog|date=2013-06-17|accessdate=2013-06-17}}</ref>。一方里見は実に15回目の女流タイトル戦で初めて敗退し女流四冠に後退した。さらに第21期[[大山名人杯倉敷藤花戦|倉敷藤花戦]]でも挑戦権を得て、10月からの3番勝負では2勝1敗で里見を破り、初の倉敷藤花を獲得。再び女流二冠(女流王位・倉敷藤花)に返り咲いた。さらにその間に行われた[[10月24日]]の[[王位戦 (将棋)|王位戦]]予選2回戦では、当時[[順位戦]]A級・[[竜王戦]]1組所属で王位三連覇などの実績を持つ[[深浦康市]]九段を133手で破る大金星を挙げている<ref group="注">現役のA級棋士が女流棋士に敗れるのは、NHK杯で当時の青野照市九段が中井広恵女流六段に負けて以来二回目だが、早指しを除く公式戦では初である。</ref>。それらの活躍により2014年の第41回将棋大賞の最優秀女流棋士賞を受賞した。
 
2014年の第25期女流王位戦3番勝負では3期ぶりにタイトル戦に登場した清水市代の挑戦を受け、第1局は[[千日手]]指し直しの末敗れるものの、その後3連勝して防衛した。第22期倉敷藤花戦でも25年ぶりのタイトル挑戦となった[[山田久美]]を退けタイトル防衛。通算タイトル7期となり、これにより女流五段に昇段する。