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ザウバーの歴史は、資本力をもつ大手自動車メーカーとのパートナーシップの歴史でもある。[[耐久レース]]時代は[[メルセデス・ベンツ|メルセデス]]の[[ワークス・チーム|ワークス]]として[[スポーツカー世界選手権]]を制覇。F1ではメルセデスとの関係解消後、[[スクーデリア・フェラーリ|フェラーリ]]からカスタマーエンジン供給を受け、ジュニアチーム的存在であった。2006年には[[BMW]]にチームを売却し、「'''[[BMWザウバー]]'''」として参戦。BMW撤退後は2010年よりプライベーターに戻り、再びフェラーリエンジンを搭載している。更に、2018年からタイトルスポンサーとしてパートナーを組む自動車メーカー「[[アルファロメオ]]」との[[ネーミングライツ]]の形で、翌2019年からコンストラクター名自体を変更。アルファロメオの名のみでエントラントを登録し、「[[アルファロメオ・レーシング]]」としてエントリーしている。
 
経営面においても[[レッドブル]]や[[ペトロナス]]、[[テルメックス]]、アルファロメオといった国際的企業をスポンサーとして手堅いチーム運営を行い、ザウバーと同時期に参戦したスクーデリア・イタリア、ラルース、ロータス、シムテック、パシフィック、フォルティ、ティレル(BAR、ホンダ、ブラウンGPを経て現在はメルセデス)、アロウズ、ジャガー(現在はレッドブル)、ジョーダン(ミッドランド、スパイカー、フォース・インディアを経て現在はレーシング・ポイント)、ミナルディ(現在はトロ・ロッソ)、スーパーアグリ、HRT、ケータハム、マノーと言った中堅・弱小のプライベーターチームが資金難や成績不振に喘ぎ、身売りや消滅に見舞われる中(BMWのワークス参戦も含めて)プライベーターチームとして長年参戦し続けている。マシン開発やレース戦術においてもコンサバティブな傾向を持つが、ドライバーに関しては実績の少ない新人を起用して成功を収めている。
 
また、マシン開発に重要な風洞設備だが、スイスのヒンウィルに建設された施設は、自動車用としては世界随一の性能であり、フルスケールのマシンを検証可能な設備であったことから完成時から最大規模と言われていた(ただ、初期はトラブルが続いて本格稼働まで時間がかかったが)。また、BMW時代に受けた投資もあって、常に最先端に位置していると言われ、これに匹敵できるのはトヨタの設備だけと言われるほど<ref>{{Cite web |url = https://formula1-data.com/glossary/race/game/wind-tunnel |title = 風洞とは |publisher = formula1-data.com |date = 2018-04-17 |accessdate = 2018-12-13}}</ref><ref>{{Cite web |url = https://jp.motorsport.com/f1/news/raikkonen-sauber-has-the-tools-to-build-great-car/4310383/ |title = 「ザウバーは良いクルマを作れる」ライコネン、チーム体制に自信 |publisher = jp.motorsport.com |date = 2018-12-08 |accessdate = 2018-12-13}}</ref>である。ほか、F1だけでなくスイス[[フォーミュラ3|F3]]用の車両も製作している。