「ハックアンドスラッシュ」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2017-05-21}}
'''ハックアンドスラッシュ'''(英:{{Lang-en-short|[[:enw:Hack and Slash|Hack and Slash]]}})とは、戦闘することに重点を置いたゲーム様式や戦闘重視のプレイ体験をもたらす[[ゲーム]]を指す言葉。元来は[[ロールプレイングゲーム]]の用語として使われてきた。
 
== 歴史 ==
元々は『[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]』のような[[テーブルトークRPG]](英:[[:enw:Tabletop role-playing game|Tabletop role-playing game]])において、モンスターを倒して経験値や強力な[[レアアイテム]]を入手し、キャラを強化してさらに強力なモンスターを倒すというプレイスタイルを指し、アメリカから輸入された言葉である。'''hack'''(叩く)と'''slash'''(斬る)という言葉の複合が示すように、ストーリーや世界観の表現よりも戦闘に勝つ、敵を倒すということを意識しているスタイルに対して使われる言葉であり、物語性や世界観を重視してキャラクターを演技するということに重きをおくプレイヤーから、揶揄として使われる場合もある。
 
[[コンシューマゲーム]]が普及し、テーブルトークRPGに影響を受けた[[コンピュータRPG]]が登場すると、ハックアンドスラッシュという言葉もコンピュータRPG独自の言葉として使われるようになった。コンピュータRPG初期の作品である『[[ウィザードリィ]]』や『[[ダンジョンマスター]]』は次々に襲いかかる敵を倒し、ダンジョンを探索するというシステムになっており、これらの作品の評価の高さもあってコンピュータRPGにおけるハックアンドスラッシュとは敵と戦うことに重点をおいたシステムのRPGであるというように、RPGのジャンルを示す言葉としても使われるようになった。
 
主に[[英語圏]]で[[テーブルトークRPG]]や[[コンピュータRPG]]、[[アクションゲーム]]に使用される言葉だが、日本でもヘビーゲーマーが好んで使用することがある。日本ではハクスラと略して呼ぶことも多い。
<!--「ロールプレイングゲーム」と言えば家庭用コンピュータRPGが代表的なものとして認識されている日本の現状において、オンラインRPGやテーブルトークRPGの市場ではコンシューマゲームとの差別化を強調できる売り文句として機能する場合もある。-->