「徳島インディゴソックス」の版間の差分

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|オーナー =
|スポンサー =
|監督 =  [[牧野塁]]
|リーグ年間優勝回数=4
|リーグ優勝回数=4
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チーム名は徳島県の伝統的な染物である「藍染」([[阿波藍]])や観光名所として知られる[[鳴門海峡]]をイメージした[[藍色]]([[インディゴ]])と、[[メジャーリーグ]]の伝統あるチームに命名される「ソックス」を組み合わせたもの<ref name="iblj">{{PDFlink|[http://118.151.139.117/files/iblj_newspdf/newsrelease050128_2.pdf リーグ名称およびチーム名称決定のお知らせ]}} - 株式会社IBLJ(2015年1月28日)</ref>。チームカラーも藍色([[青]])である<ref name="iblj"/>。2011年に坂口裕昭が球団代表に就任(2015年で退任)して以降は、地域への浸透を目指して、「つながる」をスローガンとしている。
 
球団事務所は発足当時の[[徳島市]]<ref>{{PDFlink|[http://118.151.139.117/files/iblj_newspdf/newsrelease050128_4.pdf 球団事務所開設のお知らせ]}} - 株式会社IBLJ(2015年1月28日)</ref>を皮切りに、[[板野郡]][[藍住町]](本社)<ref>{{PDFlink|[http://118.151.139.117/files/iblj_newspdf/newsrelease061030.pdf 徳島IS球団事務所移転のお知らせ]}} - 四国アイランドリーグニュースリリース(2006年10月30日)</ref>・[[名西郡]][[石井町]](本社)<ref>[http://bkp.iblj.co.jp/topics_detail/id=1486  徳島IS 事務所移転のお知らせ] - 四国・九州アイランドリーグニュースリリース(2010年1月15日)</ref>と移り、2011年6月より徳島市に戻った<ref>[http://bkp.iblj.co.jp/topics_detail/id=2392 徳島IS 球団事務所移転のお知らせ] - 四国アイランドリーグplusニュースリリース(2011年5月30日)</ref>。また、以前は[[阿南市]]にも事務所を設けたことがある(2017年現在の球団ウェブサイトには記載なし)。この阿南市の事務所は2007年12月10日に設置されたものであった<ref>{{PDFlink|[http://118.151.139.117/files/iblj_newspdf/newsrelease071207160449.pdf 徳島ISが阿南市にも球団事務所を新設します]}} - 四国アイランドリーグニュースリリース(2007年12月7日)</ref>。
 
ホームスタジアムは発足当初は[[徳島県鳴門総合運動公園野球場|徳島県鳴門総合運動公園(オロナミンC球場)]]で、試合によっては[[徳島県営蔵本球場|徳島県営蔵本球場(JAバンク徳島スタジアム)]]を兼用していた。2006年には[[香川県]]の[[さぬき市志度総合運動公園野球場]]で1試合をホームゲームとして開催している(当初からの日程)<ref>{{PDFlink|[http://118.151.139.117/files/iblj_newspdf/newsrelease060216_3.pdf 2006年度公式戦日程について]}} - 四国アイランドリーグニュースリリース(2006年2月16日。7月14日の香川戦を参照)。このほか、2005年には当初鳴門で予定されていた高知戦2試合を、[[高知県]]の[[室戸広域公園野球場]]で主催試合として実施している({{PDFlink|[http://118.151.139.117/files/iblj_newspdf/newsrelease050729_3.pdf 試合日程の追加・変更について]}})。</ref>。
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=== 2007年(3年目) ===
*オフシーズンの練習強化により選手の質を高める方針であったが、十分な成果を生むことができなかった<ref name="sc070918">[http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin/article.php?storyid=938 来季へ1からの出直し] - SPORTS COMMUNICATIONS「野球西国巡り」第39回(2007年9月18日、執筆は監督の白石静生)</ref>。特に先発の柱となる投手の不足が深刻で<ref name="sc070918"/>、防御率はリーグ最悪の3.57となった<ref name="ilresult2007">[http://www.iblj.co.jp/record/5046/ 順位・成績 2007年] - 四国アイランドリーグplus</ref>。打撃陣も主軸の[[西村悟]]の序盤での故障なども響き、チーム打率は2割2分台に留まった<ref name="sc070918"/><ref name="ilresult2007"/>。従来の特徴だった機動力も、中心選手だったグレアム義季サイモンが愛媛に移籍したこともあり、初年度(146)の半分近い78盗塁であった<ref name="ilresult2007"/>。前期はゴールデンウィーク終了時点では勝率5割の3位であったが<ref>[http://www.ninomiyasports.com/.wptest/archives/1282 香川・丈武、3戦連発で4連勝] - SPORTS COMMUNICATIONS(2007年5月5日)</ref>、以後の27試合を4勝2分21敗と大きく負け越し(8連敗<ref>[http://www.ninomiyasports.com/.wptest/archives/1259 7月はNPB挑戦月間! 30、31日に中日2軍と交流試合] - SPORTS COMMUNICATIONS(2007年6月15日)</ref>、6連敗、4連敗、3連敗を一度ずつ記録)最下位に沈んだ<ref>[http://www.ninomiyasports.com/.wptest/archives/1241 香川、リーグ史上最高勝率で前期日程終了] - SPORTS COMMUNICATIONS(2007年7月1日)</ref>。後期も状況は好転せず、8月から9月にかけてリーグ記録となる19連敗(1引分を挟む)を喫する<ref>[http://www.ninomiyasports.com/.wptest/archives/1174 香川が3期連続の後期優勝!] - - SPORTS COMMUNICATIONS(2007年9月28日)</ref>など、前年よりも悪化する結果となった<ref>2007年後期の勝率.175は2016年現在も、リーグの半期勝率としてワースト記録である。</ref>。個人タイトルも獲得者なしに終わった。一方、観客動員はアグリあなんスタジアムのオープンなどもあって増加し、発足以来初めて1試合平均の入場者数が1000人を上回った。
 
*2007年11月19日に行われた[[プロ野球ドラフト会議]]において、小林憲幸が[[千葉ロッテマリーンズ]]から[[育成選手制度 (日本プロ野球)|育成選手枠]]で指名された。NPBから指名を受けるのはチーム発足以来初めて。
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*後期について、開幕前に監督の養父は「(リーグチャンピオンシップへの出場権は得たので)思い切ったこともしてみたい。これまで投げていなかった投手を先発させたり、打順を代えたり」といったコメントもしていた<ref>{{Cite news|url=https://full-count.jp/2017/05/31/post70640/3/ |title=四国IL徳島を就任半年で優勝に牽引 海外経験豊富な国際派監督の教えとは(3) |newspaper=Full Count|date=2017-05-31|accessdate=2017-09-23}}</ref>。開幕から5連敗(1引き分け含む)を喫する<ref>{{Cite news|url=http://www.topics.or.jp/localSports/122545376129/2017/08/2017_15020687919193.html|title=徳島インディゴソックス、香川に逆転負け |newspaper=徳島新聞|date=2017-08-07|accessdate=2017-09-23}}</ref>。接戦となった中で勝率5割未満ながら残り3試合の時点で優勝の可能性が残っていたが、香川と引き分けて消滅<ref>{{Cite news|url=http://www.topics.or.jp/localSports/122545376129/2017/09/2017_15058687301463.html|title=徳島の後期V消滅 四国IL、香川とドロー |newspaper=徳島新聞|date=2017-09-20|accessdate=2017-09-23}}</ref>、最終戦の高知戦に敗れて最下位となった<ref name="tnp170922">{{Cite news|url=http://www.topics.or.jp/localSports/122545376129/2017/09/2017_15060450908758.html|title=徳島インディゴソックス23日からCS 四国IL、後期は最下位 |newspaper=徳島新聞|date=2017-09-22|accessdate=2017-09-23}}</ref>。年間勝率は1位ながら<ref>[https://twitter.com/Shikoku_IL_plus/status/911073980789878784 2017年9月21日] - 四国アイランドリーグplus公式twitter</ref>、前期優勝チームが後期最下位となるのはリーグ史上初である。また、半期優勝を達成しながら、個人タイトル獲得者を出さなかった(2009年の長崎以来、リーグで3例目)。前期はリーグトップだった選手の指標も年間通算では盗塁を除いて順位を下げ<ref>[http://www.iblj.co.jp/result/ 順位・成績] - 四国アイランドリーグplus(2017年9月23日閲覧)</ref>、監督の養父は「9月以降、思うように勝てなかった」と最終戦後の挨拶で述べた<ref name="tnp170922"/>。後期に退団した外国人選手の穴が既存の若手選手では埋まり切らず、得点力が下がったと指摘されている<ref>{{Cite news|url=http://www.topics.or.jp/localSports/122545376129.html|title=徳島、4度目栄冠には打線の奮起がカギ 四国ILplus 23日から徳島でCS|newspaper=徳島新聞|date=2017-09-23|accessdate=2017-09-23}}</ref>。
*4年ぶりに香川との対戦となったリーグチャンピオンシップは、第2戦に敗れたものの、投手力で香川打線を封じて3勝1敗で3年ぶり4度目の年間総合優勝を達成した<ref>{{Cite news|url=http://www.topics.or.jp/localSports/122545376129/2017/10/2017_15068558959322.html|title=徳島インディゴソックスが年間優勝 四国IL、香川に競り勝つ|newspaper=徳島新聞|date=2017-10-01|accessdate=2017-10-02}}</ref>。斉藤浩行、島田直也に続いてNPB指導歴を持たない監督でリーグ優勝を勝ち取っている。
*[[信濃グランセローズ]]との対戦となった[[2017年のグランドチャンピオンシップ (独立リーグ)|グランドチャンピオンシップ]]は、第4戦までビジター・ホームで星を分け合う展開となったが、降雨コールドゲームとなった第5戦に勝利して、3年ぶり2度目の優勝を飾った<ref name="tnp171019">{{Cite news|url=http://www.topics.or.jp/localSports/122545376129/2017/10/2017_15083305453106.html|title=徳島インディゴソックス日本一 野球独立リーグGSC、信濃下す|newspaper=[[徳島新聞]]|date=2017-10-19|accessdate=120172017-10-19}}</ref>。
*10月27日の[[2017年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|プロ野球ドラフト会議]]で、[[伊藤翔 (野球)|伊藤翔]]が[[埼玉西武ライオンズ]]から3位で、また[[大藏彰人]]が中日ドラゴンズから育成1位で指名を受けた<ref>[https://live-sports.yahoo.co.jp/live/sports/baseball_npb/8152?ref=SpnaviPcPickupGame プロ野球:ドラフト会議2017] - Sports Navi(2017年10月26日)</ref>。指名は5年連続となり、伊藤は[[角中勝也]](高知→ロッテ)以来となる「高卒一年目で支配下枠指名を受けた独立リーグ選手」となった<ref>この年のドラフトでは伊藤の後、[[山本祐大]]([[滋賀ユナイテッドベースボールクラブ]])も「高卒一年目の支配下枠指名」を受けている。</ref>。
*シーズン終了後、11月18日に野手コーチの鈴木<ref>{{Cite web|date=2017-11-18|url=http://www.indigo-socks.com/%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9/n132/|title=徳島IS 鈴木康友ヘッドコーチ退団のお知らせ|publisher=徳島インディゴソックス|accessdate=2017-11-18}}</ref>、11月27日に監督の養父<ref>[http://www.iblj.co.jp/news/7993/ 徳島IS 養父鐵監督 退団記者会見のお知らせ] - 四国アイランドリーグplusニュース(2017年11月27日)</ref>の今シーズン限りでの退団をそれぞれ発表。養父は11月29日に会見を開き、退任後も選手のスカウティング等に関して球団に助言をおこなうと述べた<ref>{{Cite news|url=http://www.topics.or.jp/localSports/122545376129/2017/11/2017_15120070480347.html |title=徳島ISの養父監督が退任会見「全て思い通りにできた」 |newspaper=徳島新聞|date=2017-11-30|accessdate=2017-11-30}}</ref>。12月1日、来季監督に元[[埼玉西武ライオンズ]]コーチの[[石井貴]]の就任が発表された<ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2017/12/01/kiji/20171201s00001173204000c.html|title=四国IL 徳島 元西武コーチの石井貴氏が新監督に |newspaper=スポーツニッポン|date=2017-12-01|accessdate=2017-12-01}}</ref>。
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* 好機や押せ押せムードのときには[[阿波踊り]]の伴奏で使われる[[鉦]](かね)を使った応援も行われ徳島らしさを出している。
 
* 鳴り物を用いて応援をリードするのは、公認私設[[応援団]]「'''インディゴスパイダー'''」。同様に、公認私設応援団「'''IBS'''(インディゴブルーサポーターズ)」があるが、こちらは球団ボランティアの補助やイベントの企画などを行う[[サポーター]]。(いずれも2005年に発足) また、2008年より本拠地となった阿南市では商工会議所青年部を主体とする私設応援団「'''インディゴ侍'''」が同年より活動しており、2009年からは公募によるマスコットガール「インディゴ姫」も加えた応援をおこなっている<ref>[http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/05/2009_124295799663.html インディゴに勇気を 阿南の私設応援団、マスコットガール募集] 徳島新聞 2009年5月22日</ref>。
 
* バラエティ番組の企画で応援歌を[[はなわ]]に作ってもらったこともあった(公式ソングとなっているかどうかは定かではない)<ref>{{Cite web|url=http://www.fukupon.com/magazine/love/love001/|title=スペシャル対談 CO-KEYの「WE LOVE故郷」featはなわ|publisher=ジェイシーシーふくぽん企画編集部|accessdate=2018-04-01}}</ref>。