「がらがら (玩具)」の版間の差分

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=== 西洋 ===
[[File:Rattle in the shape of animal.jpg|thumb|子豚の形をした古代ギリシャの土製がらがら(紀元前600年-480年頃)]]
楽器としてのがらがらの類([[ラトル]])は、古代において呪術的な目的で用いられていたものである。子供をあやす目的で作られたものとしては、[[古代ギリシャ]]・[[古代ローマ|ローマ]]時代から例が見られ、動物を象った土製のがらがらが作られている。特に古代ギリシャ初期においては、[[豚]]を象ったがらがらが多く見られる。これは当時、子豚が幼児の健康を守るという信仰がギリシャにあり、この信仰が玩具に反映したものと見られている<ref name="玩具事典"/>。
 
がらがらは[[中世ヨーロッパ]]においても人気のある玩具であり、[[フランス]]では専用のメーカーがあったといわれる。このがらがらの人気は、単に実用的な面ばかりでなく、ガラガラの音が悪霊を追い払い人を守るという信仰が民衆に浸透していたことが背景にあったものと見られる<ref name="玩具事典"/>。16世紀には貴族などのための贅沢なつくりのがらがらが登場し、貴族の子供を描いた肖像画などにがらがらがよく描かれた。子供の玩具は素朴なものであるべきとして、[[珊瑚]]を使った贅沢ながらがらを批判した[[ジャン・ジャック・ルソー|ルソー]]の文章も残っている<ref name="玩具事典"/>。
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