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[[File:Windbreaker Jacket, Hood Outside.jpg|thumb|right|ウインドブレーカー]]
'''ウインドブレーカー'''({{lang-en-shortus|windbreaker}})は、主に[[ナイロン]]や[[ポリエステル]]、[[木綿]]でつくられた、風冷えを防ぐ目的で着用する[[衣服]]。ウインドブレーカーという呼び名は[[商標の普通名称化]]で、[[アメリカ]]のJohn Rissman companyが販売していた同名の製品が基になっている
 
ウインドブレーカーという呼び名は[[商標の普通名称化]]で、[[アメリカ]]のJohn Rissman companyが販売していた同名の製品が基になっている。イギリス英語では'''ウインドチーター'''({{lang-en-gb|windcheater}})または'''ウインドジャマー'''({{lang-en-gb|wind jammer}})。
典型的なものは、前開きで長さは尻丈程度。長袖で、袖口にはゴムなどを使った絞りがついている。風は通しにくいが薄い生地が使われていて、[[断熱材]]などは付けられていない。あまり低温化で着用することは想定せず、用途を風除けに絞ることで、軽く、嵩張らず、携帯性をよくしている。これは一例であり、様々な付加的機能を持つものも存在する。小雨をしのげるよう生地の表面に[[撥水]]加工がされているもの。肌当たりを良くするために裏地をつけたもの。内部の蒸れを軽減するために[[ベンチレーター]]をつけたものなど。また、形状によって別の呼び方をされることがある。断熱材をつけたものは'''ウインドアップ'''や'''ウォーマー'''とも呼ばれる。頭から被って着用するプルオーバーのものは'''[[ピステ]]'''(piste)、更に[[頭巾|フード]]つきのものは'''[[アノラック]]'''とも呼ばれる。
 
典型的なものは、前開きで長さは尻丈程度。長袖で、袖口にはゴムなどを使った絞りがついている。風は通しにくいが薄い生地が使われていて、[[断熱材]]などは付けられていない。あまり低温化で着用することは想定せず、用途を風除けに絞ることで、軽く、嵩張らず、携帯性をよくしている。これは一例であり、様々な付加的機能を持つものも存在する。
 
典型的なものは、前開きで長さは尻丈程度。長袖で、袖口にはゴムなどを使った絞りがついている。風は通しにくいが薄い生地が使われていて、[[断熱材]]などは付けられていない。あまり低温化で着用することは想定せず、用途を風除けに絞ることで、軽く、嵩張らず、携帯性をよくしている。これは一例であり、様々な付加的機能を持つものも存在する。小雨をしのげるよう生地の表面に[[撥水]]加工がされているもの。肌当たりを良くするために裏地をつけたもの。内部の蒸れを軽減するために[[ベンチレーター]]をつけたものなど。また、形状によって別の呼び方をされることがある。断熱材をつけたものは'''ウインドアップ'''や'''ウォーマー'''とも呼ばれる。頭から被って着用するプルオーバーのものは'''[[ピステ]]'''(piste)、更に[[頭巾|フード]]つきのものは'''[[アノラック]]'''とも呼ばれる。
 
スポーツウェアに'''トレーニングクロス'''、'''クロスジャージ'''と呼ばれる、一見ウィンドブレーカーと似た衣服があるが、これは通気性と吸汗速乾性に優れた[[トレーニングウェア]]の一種。