「サントリー天然水」の版間の差分

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'''サントリー天然水'''(サントリーてんねんすい)は、[[サントリーフーズ]]が発売する[[ミネラルウォーター]]、[[炭酸水]]、[[フレーバーウォーター]]の[[ブランド]]である。採水地は[[南アルプス]]・[[阿蘇]]・[[大山 (鳥取県)|奥大山]]にあるが、各採水地周辺には[[天然水の森]]を設け、水質と安全を守る活動が行われている。
 
== ラインナップ・特徴 ==
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同年7月には「南アルプスの天然水」に[[二酸化炭素|炭酸]]を加えた炭酸入りナチュラルミネラルウォーター「南アルプスの天然水 スパークリング」を全国発売<ref>{{Cite press release|title=「サントリー 南アルプスの天然水 スパークリング」新発売|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2013-05-28|url=http://www.suntory.co.jp/news/2013/11794.html|accessdate=2013-07-16}}</ref>。さらに、同年10月にはレモン果汁を加えた「南アルプスの天然水 スパークリングレモン」を追加発売した<ref>{{Cite press release|title=「サントリー 南アルプスの天然水 スパークリングレモン」新発売|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2013-08-27|url=http://www.suntory.co.jp/news/d_sbf/sbf0039.html|accessdate=2014-04-12}}</ref>。両製品は2014年5月にリニューアルされ、パッケージデザインを変更するとともに、「南アルプスの天然水 スパークリングレモン」は中身も改良され、使用するレモン果汁を100%有機栽培のものに切り替えた<ref>{{Cite press release|title=「サントリー 南アルプスの天然水 スパークリング」「 同 レモン」リニューアル|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2014-04-07|url=http://www.suntory.co.jp/news/d_sbf/sbf0124.html|accessdate=2014-05-22}}</ref>。2015年5月に2度目のパッケージリニューアルを行った<ref>{{Cite press release|title=「サントリー 南アルプスの天然水 スパークリング」「同 レモン」リニューアル|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2015-04-13|url=http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/d/sbf0268.html|accessdate=2015-05-26}}</ref>。続いて2018年4月、サントリー天然水ブランド史上最強ガス圧と高炭酸を謳ってリニューアルした。
 
2014年4月には「南アルプスの天然水」をベースに、100%有機栽培の[[オレンジ]]を加えた[[フレーバーウォーター]]「南アルプスの天然水&朝摘みオレンジ」を全国発売。本品は皮ごと搾ったオレンジ果汁を加えているため、無果汁の製品が多いフレーバーウォーターでは珍しい果汁1%となっている<ref>{{Cite press release|title=「サントリー 南アルプスの天然水&朝摘みオレンジ」新発売|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2014-02-25|url=http://www.suntory.co.jp/news/d_sbf/sbf0104.html|accessdate=2014-04-12}}</ref>。
 
2015年4月には「南アルプスの天然水」をベースに、[[乳清]](ホエイ)の[[乳酸菌]][[発酵]]液をブレンドした[[ヨーグルト]]味のフレーバーウォーター「南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」を発売したが<ref>{{Cite press release|title=「サントリー 南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」新発売|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2015-02-26|url=http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/d/sbf0246.html|accessdate=2015-04-15}}</ref>、発売開始から2日で一時出荷停止となった<ref>{{Cite press release|title=「サントリー 南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」一時出荷停止のお知らせ|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2015-04-17|url=http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/d/sbf0273.html|accessdate=2015-06-30}}</ref>。その後、生産体制を整え、同年6月30日に約1ヶ月半ぶりに販売再開。再開の際、515mlを廃止して280mlと550mlの2サイズに集約され<ref>{{Cite press release|title=「サントリー 南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」販売再開のお知らせ|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2015-06-29|url=http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/d/sbf0315.html|accessdate=2015-06-30}}</ref>、乳清発酵液に乳成分を含むため、パッケージ正面右下に「この商品は乳成分を含みます。」の文言が入るようになった。
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同年6月にはサントリーで初めてとなるフルーツソース「南アルプスの天然水 プレミアムフルーツソース」を数量限定で発売(店舗により取扱が無い場合がある)。かき氷店の「埜庵(のあん)」監修のもと、南アルプスの天然水に果実などから集めた香りを合わせて果汁含有率を50%に設定。かき氷にかけるだけでなく、スパークリングウォーターと合わせたり、簡単なアレンジを施して[[ソルベ]]や[[ジャム]]などにしたりと、多彩な用途に使える。ラインナップは「芳醇いちご」、「とろとろ白桃」、「朝摘みオレンジ」の3種類を設定する。また、2014年からキャンペーンの景品として用意された「埜庵」監修のかき氷器「サントリー天然水かき氷サーバー」は改良を加え、キャンペーンの景品用(1万台)に加えて、一部のインターネットショッピングサイト向けに1万台の台数限定で市販化され、「南アルプスの天然水 プレミアムフルーツソース」と同時に発売を開始した<ref>{{Cite press release|title=「サントリー天然水」ブランドから水の新たな愉しみ方を提案「サントリー天然水かき氷サーバー」「サントリー 南アルプスの天然水 プレミアムフルーツソース」3種新発売|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2015-06-15|url=http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/d/sbf0302.html|accessdate=2015-07-21}}</ref>。
 
2016年4月には、「サントリー天然水」ブランドのフレーバーウォーターの第3弾となる「朝摘みグレープ&サントリー天然水」を発売。280mlペットボトルのみの設定で、[[自動販売機]]限定発売となる<ref>{{Cite press release|title=自動販売機専用商品「朝摘みグレープ&サントリー天然水」「オランジーナ 贅沢ビターオレンジ」新発売|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2016-03-22|url=http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0407.html|accessdate=2016-04-19}}</ref>。この2週間後に「南アルプスの天然水&朝摘みオレンジ」と「南アルプスの天然水&ヨーグリーナ(550mlのみ)」を「朝摘みオレンジ&南アルプスの天然水」、「ヨーグリーナ&南アルプスの天然水」に改名し、540ml入りの冷凍兼用ボトルとしてリニューアル発売した<ref>{{Cite press release|title=「サントリー ヨーグリーナ&南アルプスの天然水」「サントリー 朝摘みオレンジ&南アルプスの天然水」冷凍兼用ボトル新登場|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2016-03-14|url=http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0406.html|accessdate=2016-04-19}}</ref>。
 
 
2019年2月には、「南アルプススパークリング」においてパッケージデザインを変更するリニューアルが行われた<ref name="pr190212">{{Cite press release|title=「サントリー 天然水」ブランドがフレーバー炭酸水市場で2018年年間売上げNo.1に! ― 「サントリー 南アルプススパークリング」、「サントリー 天然水スパークリングレモン」、「同 無糖ドライオレンジ」の3品を同時リニューアル ―|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2019-02-12|url=https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0797.html|accessdate=2019-03-24}}</ref>。
=== 阿蘇 ===
[[阿蘇]]の地中深くから採水される天然水。硬度は80。採水地周辺には30万坪の「天然水の森」をもつ。商品名には阿蘇とあるが、採水地は[[熊本市]]近郊の[[熊本県]][[上益城郡]][[嘉島町]]大字北甘木字八幡水478番地である(ただし熊本市近郊の地下水は阿蘇から流れてきている)。なお、同所はサントリービール株式会社の九州での製造拠点である「サントリー九州熊本工場」と同一。
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2003年6月に発売を開始<ref>[http://www.suntory.co.jp/news/2003/8329.html 「サントリー天然水(南アルプス)・(阿蘇)」を新発売] - サントリー ニュースリリース 2003年1月8日(2011年3月9日閲覧)</ref>し、ラインナップは500mlペットボトルと2Lペットボトルの2サイズ展開。当初は中国地区・九州地区で発売されていたが、2008年4月に中国地区は地元の「奥大山」に切替となった為、現在は九州・沖縄地区(一部下関地区でも)で発売されている。
 
2013年5月のリニューアルで品名を「阿蘇の天然水」に変更した。
 
2016年4月に発生した[[熊本地震 (2016年)|平成28年熊本地震]]の影響で生産拠点である九州熊本工場が被災し操業停止となったことから、代替措置として通常は販売されていない「南アルプスの天然水」の550mlと2Lが発売された。その間、復旧と製造ラインの増強が行われ、2017年6月に製造を再開。同年9月に販売再開となった<ref>{{Cite press release|title=サントリー九州熊本工場 清涼飲料ペットボトル商品の製造再開|publisher=サントリー食品インターナショナル株式会社|date=2017-06-09|url=https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0541.html|accessdate=2019-03-24}}</ref>。販売再開と同日に、熊本県産の[[河内晩柑]]と[[ハチミツ|はちみつ]]を加え、パッケージに[[くまモン]]やブランドキャラクター「みずクマ」のイラストが描かれたフレーバーウォーター「熊本の晩柑&阿蘇の天然水」を九州限定で発売した<ref>{{Cite press release|title=「サントリー 熊本の晩柑&阿蘇の天然水」新発売|publisher=サントリー食品インターナショナル株式会社|date=2017-09-04|url=https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0569.html|accessdate=2019-03-24}}</ref>。
2016年4月の熊本地震の際には、工場が被災したため生産出荷が停止された。代替措置として、同商品の販売エリア(自動販売機を含む)で「南アルプスの天然水」が1年間ほど売られていた。
 
=== 奥大山 ===
[[大山 (鳥取県)|大山]]の南に降る雨雪が広大な[[ブナ]]の森に蓄えられた天然水。硬度は約20。採水地は[[鳥取県]][[日野郡]][[江府町]]大字御机字笠良原1177。水源の周囲には9万坪の保全地と44万坪の「天然水の森」。
 
2008年4月に発売を開始し、ラインナップは「阿蘇」と同じく500mlペットボトルと2Lペットボトルの2サイズ展開。販売エリアは中国・四国・関西近畿地区である。
 
2013年5月のリニューアルで品名を「奥大山の天然水」に変更した。
 
2019年2月には「奥大山の天然水」に強炭酸を加えた炭酸水「奥大山スパークリング」を発売。販売エリアは「奥大山の天然水」と同じ中国・四国・近畿地区に加え、九州地区と東海北陸地区の一部([[富山県]]・[[石川県]]・[[福井県]]・[[岐阜県]]・[[三重県]])でも販売される<ref>{{Cite press release|title=「サントリー 奥大山スパークリング」新発売|publisher=サントリー食品インターナショナル株式会社|date=2019-02-12|url=https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0798.html|accessdate=2019-03-24}}</ref>。
 
=== その他(炭酸水・フレーバーウォーター) ===
2016年4月には、フレーバーウォーター「朝摘みグレープ&サントリー天然水」を[[自動販売機]]限定で発売(280mlペットボトルのみの設定)<ref>{{Cite press release|title=自動販売機専用商品「朝摘みグレープ&サントリー天然水」「オランジーナ 贅沢ビターオレンジ」新発売|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2016-03-22|url=http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0407.html|accessdate=2016-04-19}}</ref>。本品が、「サントリー天然水」を名乗る最初の製品となった(現在は製造を終了している)。
 
2017年4月には、透明な[[レモンティー]]「サントリー天然水 PREMIUM MORNING TEA レモン」を発売<ref>{{Cite press release|title=「サントリー天然水 PREMIUM MORNING TEA レモン」新発売|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2017-03-28|url=https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0516.html|accessdate=2019-03-24}}</ref>。同年7月には自動販売機対応の540mlを追加発売した<ref>{{Cite press release|title=「サントリー天然水 PREMIUM MORNING TEA レモン」自動販売機対応商品 新発売|publisher=サントリー食品インターナショナル|date=2017-06-29|url=https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0552.html|accessdate=2019-03-24}}</ref>。
 
2019年2月には「南アルプススパークリング」のレモンと無糖ドライオレンジが香りを強化するリニューアルが行われ、「天然水スパークリング レモン」「天然水スパークリング 無糖ドライオレンジ」に製品名が変更された<ref name="pr190212" />。
2013年5月のリニューアルで商品名を「奥大山の天然水」に変更した。
 
== パッケージ ==