「イヴリー・ギトリス」の版間の差分

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[[ロシア系]][[ユダヤ人]]の両親のもとに[[ハイファ]]に生まれ、[[パリ音楽院]]に留学した後、[[フレッシュ・カーロイ|カール・フレッシュ]]、[[ジョルジュ・エネスコ]]と[[ジャック・ティボー]]に師事。[[1968年]]に[[ジョン・レノン]]の「[[ザ・ダーティー・マック]]」プロジェクトに参加、[[1971年]]には[[ブルーノ・マデルナ]]より≪イヴリーのための小品 Piece for Ivry≫を献呈される。[[1988年]]より[[ユネスコ親善大使]]に着任し、「平和教育と文化と寛容の支持者」となる旨を述べた。
 
ギトリスは大胆な解釈と思い切った表情づけで知られており、特に小品の演奏は、[[アク]]の強さで評価が二分している。
 
ギトリスの演奏は19世紀的と評されることが多いが、具体的にはテンポとリズムの大胆な解釈、独特なボーイングから生まれる個性的な音色、意図的に微妙な音程の変化を与え聴感に訴えかける奏法が挙げられる。ギトリスの演奏には賛否両論あるが、現代のヴァイオリニストのなかでも最も特色の強い演奏をすると認識されている。