「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」の版間の差分

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== あらすじ ==
== あらすじ ==
かつて世界と人間は、強力な魔族である魔王''' [[ハドラー (ダイの大冒険)|ハドラー]]''' 率いる魔王軍によって征服されようとしていた。しかし、勇者とその仲間たちによってハドラーは倒され、モンスターも魔王の支配から解き放たれ、世界に平和が訪れた。
 
それから十数年後。モンスターが平和に暮らす怪物の島「デルムリン島」で、勇者に憧れる、唯一モンスターでない少年''' [[ダイ (ダイの大冒険)|ダイ]]''' が、心優しい鬼面道士の''' ブラス''' に育てられながら、ゴールデンメタルスライムの''' ゴメちゃん''' を始めとする友達のモンスターたちと共に暮らしていた。
 
時に島に現れた悪い人間を撃退し、時にさらわれたゴメちゃんを助けに島を飛び出したりしながらも平和に暮らしていたが、ある日ゴメちゃんを除いた島のモンスターたちが凶暴化してしまい、ブラスから魔王の復活を聞かされる。狼狽するダイだったが、そこに勇者の家庭教師を名乗る謎の人物''' アバン''' とその弟子の魔法使い''' ポップ''' が現れ、島を結界で覆いモンスターたちを魔王の支配から救うと共に、ダイを弟子にして、秘められた力を開花させていく。
 
しかし、そこに復活したハドラーが現れ、アバンがかつて魔王を倒した勇者であること、自身がハドラーを超える力を持つ大魔王''' [[バーン (ダイの大冒険)|バーン]]''' の力で蘇り、再び地上を制圧するために新たな[[魔王軍 (ダイの大冒険)|魔王軍]]が編成されたことを語り、アバンとその弟子たちを殺そうとする。
 
アバンは弟子を護るために自己犠牲呪文(メガンテ)を使うが、ハドラーは辛うじて生き残る。絶体絶命の窮地の前に、ダイの額に奇妙な紋様が浮かぶと、謎の力が解放されてハドラーを撃退した。その後、アバンの遺志を継いだダイは、ポップと共に大魔王を倒すことを決意し、デルムリン島から旅立っていく。
 
世界各地での旅を経て、同じアバンの弟子である''' マァム''' と以前デルムリン島を訪れたパプニカ王国王女''' レオナ''' を仲間に加え、そして激闘の末に正義に目覚めた魔王軍六団長の''' 獣王クロコダイン''' とアバンの一番弟子でもある''' 魔剣戦士ヒュンケル''' と共に''' 氷炎将軍フレイザード''' 等を撃破して各地に平和を取り戻していくダイ一行だが、ダイは次第に自分自身の力が人間としてあまりに超絶したものであることによる他者からの視線に苦悩するようになる。
そんなとき、魔王軍の超竜軍団長である[[バラン (ダイの大冒険)|竜騎将バラン]]が一行の前に現れ、ダイの正体が伝説の「''' 竜の騎士''' 」であること、さらには自らの息子であることを告げる。
 
自らの正体が人間でないこと、実の親が魔王軍の軍団長であるという事実を認めようとしないダイの記憶を消去し、赤子同然となったダイを連れ去ろうとするバランだが、阻止しようとするポップの決死のメガンテによってダイの記憶が戻り、親子の激闘の末にダイの奪還をあきらめ立ち去る。
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一方ダイたちも、魔界の名工「ロン・ベルク」による「ダイの剣」や大魔道師マトリフから継承されたメドローアなど、新たな力を得て力を蓄えていく。
 
魔王軍の本拠地である「鬼眼城」と魔影軍団を率いる''' 魔影参謀ミストバーン''' ''' 死神キルバーン''' による攻撃や、新たに超魔生物として進化したハドラーの親衛騎団との戦い、さらには大魔王バーンとの直接対決を経て、一度は全滅寸前まで追い込まれつつも、仲間と力を合わせ、ついにバーンの居城「バーンパレス」への突入を迎える。
 
しかし、バーンパレスは「魔宮の門」によって硬く閉ざされ、立ち入ることが出来ない。それを助けるために現れたのは、一度は死闘を演じたダイの父バランだった。
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さらにはバーンが事前に世界の各地に投下していた複数の「黒の核晶」によって、まもなく世界が滅びることを悟ると、絶望し戦う意思を失ってしまう。
かし、希望を捨てなかったポップの言葉によって立ちあがり、神の涙となったゴメちゃんの力によって世界中の人々が協力して世界の滅亡を食い止めたことを知ると、秘められた最後の力を開放してバーンとの一騎打ちに望む。
 
しかし、希望を捨てなかったポップの言葉によって立ちあがり、神の涙となったゴメちゃんの力によって世界中の人々が協力して世界の滅亡を食い止めたことを知ると、秘められた最後の力を開放してバーンとの一騎打ちに望む。
 
バーンもまた自らの鬼眼を解放し魔獣と化してダイを襲うが、バランより受け継いだ真魔剛竜剣によってバーンを追い詰め、ついにバーンを打ち倒す。
 
仲間たちに迎えられ、勝利を喜びあう中、死んだはずのキルバーンが現れる。彼は自身を冥王ウェルザーの部下でありキルバーン殺害のために送り込まれた刺客であったことそしてその正体が腹話術の要領で本体が本物に見せかけていた、「黒の核晶」を内包する機械じかけの人形であったことが明かされる。
とっさの機転によりキルバーンの体ごと「黒の核晶」を抱えて、上空に飛び立ったダイとポップだが、ダイはポップを救うためわざとポップを蹴り飛ばし、一人ただ独り黒の晶の爆発と共巻き込ま行方知ずとなってしまう
 
世界は平和を取り戻し、人々が穏やかな生活を送る中、台座に祭られたダイの剣が、静かその柄宿るダイの命の証たる光を宿し静かに湛えていた。
 
== 登場人物 ==