「カルニチン」の版間の差分

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== 概要 ==
カルニチンは、1905年ロシアの化学者により肉抽出エキス中に発見され、1927年に構造決定された。当時[[ミールワーム|チャイロコメノゴミムシダマシ]](''Tenebrio Molitormolitor'')に必須の成長因子として、ビタミンB<sub>T</sub>と名付けられた。1960年代までにカルニチンが長鎖脂肪酸のエネルギー代謝に必須の物質として認識され、その後も生理機能に関する研究が続けられている。なお、生体内で微量生合成されることがわかり、先述のビタミンの名称は現在では使われていない。
 
日本においては、[[薬事法]]の適用を受けない(医薬品に該当しない)食品分野で利用されるL-カルニチン(フリーのL-カルニチン以外に加工特性を高めたL-酒石酸塩とフマル酸塩が使用されている)と、先天性欠乏症患者向け希少病医薬品であるレボカルニチン(塩化レボカルニチン、塩化L-カルニチン)、消化管機能低下に対する胃薬として数十年来使用されているDL-カルニチン(DL-カルニチン塩酸塩)がある。この中で、脂質のエネルギー代謝に関与するのはL-カルニチンである。